下地の合板を貼っている。
1階の10連窓と、2階の4連窓も下地の枠が入っている。
左の合板がまだ貼られていない部分は和室。
和室の窓はこちら。
ちょうど良いサイズのサッシが無かったので、無目と方立を組み合わせてつくった、
オリジナルのサッシ。ちなみにここの和室は料理教室の試食スペース兼用。
和食メインの料理教室らしくするために、内部からは障子でサッシは見えないようになっている。
ダイニングのサッシも登場。これも無目と方立を入れたオリジナルサッシ。
大きめのFIXで視界の広がり、採光を確保し、通風はオーニングで取っている。
オーニングを2段にしているので、高さが既製品のFIXでは合わないため、
FIXの高さを詰めて高さを揃えている。
この窓がダイニングに2個、左右対称に付くんだから・・・・(笑)。
その他の窓も、普通の引き違い窓なんて2階のベランダに出るところ1つしか無い(笑)。
今日は午後から薪ストーブの煙突を屋根に設置する予定だったのだが・・・、
夕方現場に行くと屋根も全て葺き終わっている。
現場にいた板金屋さんは総勢4名。そりゃ終わるはず。
最終的に煙突は2階の屋根より600mm上まで伸ばすが、
長さ的に自立は出来ないので、2階の外壁からサポートの部材が出てくるため、
外壁が貼っていない状態の今の姿は雨が入らないようにしているだけ。
屋根材はサンプルで見たより明るいシルバーで、ほとんどサッシの色と同じような感じ。
これなら色としてはOK。
とにかく、年内引越に合わせて急ピッチで現場が動いているので、
後手を踏まないように監理しないといけない。
朝から赤坂の現場で瑕疵保証の配筋検査があり、
続けてプレカット屋さんの担当と打合せをした後、柳橋建設へ行って外壁の色の確認を行う。
外壁は杉板にキシラデコールのジェットブラック。
現在、2回塗りを終えたところだが、杉板の赤みがあるため、
ジェットブラックというよりエボニーという感じで、優しい黒。昔の焼き杉に近い風合いがある。
板厚は湯崎Ｍ邸と同じ、いつもの8分（=24mm）あるので、かなりガッシリしており、
最後にもう一度塗装しても、真っ黒にはならないと思う。
最近、ちょっと色について迷い気味だった施主もこれなら満足頂けるはず。
こちらの現場では今日は建て方。やたらと近所の人から見られている(笑)。
朝、一旦事務所へ行ってから東大野の現場へ出かけると、赤坂の現場から電話・・・。
急遽、現場でプレカットやサッシ、設備配管の打合せ。
終わってすぐに専門学校へ向かい、試験問題を常勤の先生に預けて、
試験監督をお願いする。さすがに今日は監督は無理なので(苦笑)。
それからやっと東大野へ行き、建て方の様子を確認する。
朝、国道で事故があり現場の到着が遅れたようで、やや遅れ気味。
しかし、すでに鉄骨のらせん階段は取り付けられている。カッコいい(笑)。
お昼はみんなで食事をご馳走になり・・・ボクだけ中座。急いで大みか町へ。
なんとか大みか町の地鎮祭に間に合わせ、終わってすぐにまた東大野。
3時半頃一通り建て終わったので、お茶の後に上棟式を行う。
祝詞を読み上げる柳橋専務、施主、施主のお父さん、義理のお父さん、とボクの5人が、
狭い足場板の上に登って無事上棟式終了。
久しぶりに四方餅をまく上棟式で、やっぱり上棟式らしい感じがして良い。
現場が解散した後は施主としばらく打合せ、というか何というか、いつも通りの打合せ(笑)。
なにしろ年内引越なので、もう全て決めるべきモノは決めないといけないので。
傍らでは、暗くなっても子どもたちが現場で元気に走り回っている・・・。
こういう姿を見ると、大きな子ども部屋よりも、環境の方が大事だなと実感する。
終わってそのまま日建学院へ。今夜は19時から23時まで夜間の総合クリニック。
本番まで残り2週間なので、今週、来週の勉強方法などを4～5人ずつ学院生をよんで指導する。
今までの課題を整理したレジメと、学院のやり方とは全く逆の(笑)、
ボクの経験にそった計画の手順をまとめたレジメを作成し、学院生に伝授する。
彼らに今一番必要なのは「きっと出来る」という自信と、明確な合格への道筋。
それを与えるのもボクの大事な仕事なので。
試験である以上結果が大事だが、そこまでどれだけ努力したかという事が、
今後の彼らの仕事にも繋がるはずなので、残り2週間、死に物狂いで頑張って欲しい。
来週月曜日に建て方なので、今日は土台敷き。
床は剛床、3尺（＝910mm）モデュールで土台を敷いている。
なんというか・・・土台の海？(笑)。水平線の彼方まで土台が続いている感じ(笑)。
大工さんたちが土台に彫ってある柱のホゾの位置を合わせるために、
糸を引いているのだが、なかなか合わない・・・(苦笑)。
それでもなんとかピタっと納めて、その後、防蟻処理をおこない今日は終了。
布基礎のベースにコンクリートが打設された。
昨日、JIOの配筋検査もOKだったので、早速コンクリートを打設。
明日は立ち上がりの型枠を組み、そこに設備配管用のスリーブを入れる予定。
通常は基礎の立ち上がりの高さはGL＋400にするが、
今回は設備のメンテを考慮し＋550としている。
その分、立ち上がりの中間に鉄筋が1本余分に入っている。
今日から基礎の配筋。
Ｇ邸は地盤改良したので、基礎は布基礎。
ベタ基礎の場合、地耐力が3t／㎡以下でも地盤改良が不要なので、
改良工事を避けるためにベタ基礎にする場合が多いが、
改良する場合は5t／㎡以上の地耐力が出るので、
むしろ布基礎にした方が合理的。
予定では明日中に配筋が完了し、水曜日に瑕疵保証の配筋検査。
その後、ベースのコンクリートを打設する。
一方、事務所ではLDKのタイル選定。メーカーはADVAN。
600角と450角とで候補を選ぼうとしたが、
450角の中には、カリスマ講師が気に入るモノがほとんど無い。
そんなことは、一々見せるまでもなくボクには分かるので(苦笑)、
とりあえず、1階平面図に600角と450角でタイル割をしてみたところ、
なんせ広～いLDKなので、600角の方がしっくり馴染む。450角のなんと小さいこと・・・。
どうやら、600角に戻した方が良さそうなので、早速ショールームにサンプルを依頼した。
なんか・・・、業務報告みたいだな(笑)。
基礎フーチングの捨てコン打ち。
地盤改良の鋼管杭の天端に合わせて打ってあるかどうかを確認した。
現場で均したコテ跡を見ると、杭頭のキャップをかわしながら作業したのがよく分かる。
今日は仮設の電気も引き込まれ、仮設の方は準備完了。