先日19日に今年の一級建築士試験の結果が発表になりました。http://www.jaeic.jp/1k-goukakusya.htm
学科試験10.0%、製図試験31.4%、総合では7.4%と非常に狭き門の試験となりました。これも昨年からの耐震強度偽装事件の影響でしょうね。合格したみなさん、おめでとうございます。
茨城県の合格者は74人。少ないなぁ。合格率は全国平均同等です。ボクが教えに行ってる日建学院水戸校の合格率は、もちろんもっと高いですよ。でも高いと言っても喜んでばかりはいられません。残念ながら合格出来なかった生徒さんたちもたくさんいますから。来年はもっとたくさん合格して欲しいものです。
しかし一方で、試験に合格さえすれば良いのか?という疑問もあります。ボクはこの一級建築士試験のトレーニングを通じて、単に試験に合格するだけでなく、生徒さんたちにもっと深く、建築の知識・見識を身に付けてもらい、真に社会のために働ける建築士なってもらいと考えています。そのためにはどういう講義を行えば良いのか、常にそんなことを考えて講義をしてます。一人でも多くの優秀な一級建築士が増えるように。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。