御旗前M邸のご主人からの一番のご要望は「冬、暖かい家にして欲しい」とのこと。了解しました。では床暖房に薪ストーブ、おまけにエアコンも付けて完璧に暖房しましょう!なんて訳にはいきません。ランニングコストがかかりすぎです。イニシャルコストとランニングコストのバランスを考えないといけません。
そんな時に役立つのが ↓ この本です。
次世代省エネ基準の設計手法がかなり具体的にまとめられた本です。2005/11/18に行われた建築士会の講習会のテキストとして使われました。建築士会の講習会は他にも何度か出たことがありますが、この講習会「だけ」はすごく役に立ちました(苦笑)。
この本、環境工学の講義にも参考に使えそうです。実際にどんな手法がどれくらいの省エネ効果があるのか、具体的に数値をはじき出して解説していますから、学生たちも理解しやすそうです。
この本、一切市販されないと講習会に来た講師の方が言ってましたが、本当ならすごくもったいない。こんな良い本はセコイこと考えずに市販した方が社会のためになると思うんですが・・・。