年末に上棟式を済ませた本戸の現場は、これから工事が佳境に入ります。外回りの仕上げも決まり、内部に腰板を張る範囲や造り付けの台所の収納など、どんどん決まっていきます。
今回はシックハウス対策の給気口を付ける位置について打合せをしました。住まいを新築する場合、家具も新しくすることが多いため、新築時はしっかり換気したいものです。家具はまだまだ合板が多く使われていますから。
シックハウス対策としては、各居室に給気口を1箇所ずつ取って自然給気とし、排気は台所、トイレ、お風呂などの換気扇をシックハウス対策の換気扇としても兼用します。電機メーカーが作っている24時間同時給排換気扇を何個も付けるより、ローコストで実効的です。
でも一番のシックハウス対策は、やはり建物内部を体に優しい自然素材で仕上げることでしょうね。笠間に住まいを建てるなら、なおさら。メーカーの住宅みたいにぜーんぶビニールクロスではねぇ。あまりにも味気ないです。大工仕事は大変ですが。
それにしても、ここの現場の大工さん、腕がいいなぁ。