今日は日建学院・1級建築士学科講座水曜コースの第1回の講義でした。
第1回、講義の内容は構造力学です。
学科試験は、計画・法規・構造・施工の4つの科目に分かれています。構造以外の3科目については、自分の始めたいところから勉強することができるのですが(つまみ食い可能)、構造だけは力学から順を追って勉強していかなければ理解出来ません。
そして、日建学院のカリキュラムは構造から始まるため、まだ生徒さんたちの勉強のエンジンがかからないうちに力学の講義が終わってしまいます。そして「構造がわからない・・・」という生徒さんたちがぞろぞろという結果に・・・。
今日の講義でも、前もって出された宿題の点数を見ると、予習が不十分な生徒さんが結構います。講義のスピードについて行くためには予習はかかせません。そして講義を理解するために復習もかかせません。
学科試験を単に資格試験の暗記の勉強だと思って嫌々勉強するのか、その中から少しでも実務に役立つ勉強として前向きにとらえて勉強するのか、とらえ方は様々ですが、どちらがより有意義な勉強になるか、いうまでも無いことでしょう。
ボクの日建学院での役割は単に問題の解答方法を教えることよりも、試験への取り組み方とかを教えることの方が重要なようです。
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