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平須町K邸－上棟

朝まで降っていた雨もなんとかあがり、予定通り大安吉日の本日15時より、

K邸の上棟式が執り行われた。

通常は2階の床で上棟式を行うことが多いが、今日は久しぶりに屋根に上がっての式。

無事屋根の野地板まで貼り終えた上、屋根の勾配が緩くて怖さがないので、

気持ちよく屋根に上がることになった。やっぱり屋根の上の方が上棟式らしくて良い。

 

ボクが現場に行ったのが上棟式直前だったので、

終わってからじっくりと建て方の状況を確認すると、

1フロア4間×4間、延床30坪弱のコンパクトな住まいとは思えない広がり・・・。

それはボクだけの感覚では無いようで、現場にいた人はみな、

「この吹抜はいいねぇ」と口を揃える。大きく暮らせる小さな住まいと言ったところか。

買った時しか使わないようなモノを買い貯め、家中モノにあふれ、

それらの、たいしてゴミと変わらないようなモノを収納するために家を大きくし、

結果的に、大きな家にせせこましく暮らすより、ずっとエコロジーな住まいだと思う。

何も2000万円払ってゴミ箱を作る必要はない・・・。

 

ただ、考えていた以上に吹抜が大きかったので(苦笑)、

現場で監督さんにシーリングファンの追加の見積をお願いする。

薪ストーブの暖気を少しでも下に下ろしたいので。

 水曜日には屋根のアスファルトルーフィングも貼り終えるとの事なので、

週末か来週早々には、この現場にも煙突がつく予定。

 

本日は、上棟おめでとうございます。

　

　

吉沢町A邸－初回プレゼンテーション

午前中、吉沢町に建築予定の二世帯住宅の初回プレゼン。

2週間ほど前に今お住まいのマンションやご実家を拝見させて頂き、

親世帯、子世帯双方からのご要望をお聞きした上で今回のプレゼンとなった。

施主は現在千波にお住まいで、U邸の前もたびたび通っており、

ネットを通じての今回の依頼。当然、デザイン重視なので、

その期待に応えられるような提案を目指した・・・。

まだ敷地にどんな感じに建つのか漠然としている中での提案で、

とりあえずこれから話しを進めていくためのタタキ台的な位置付けなので、

これから御家族みなさんと色々と議論を進めていき、

それにともないプランはどんどん変わっていくと思うが、

今回の提案としてはみなさんに満足頂けたようなので一安心・・・。

1年後の竣工目指して、頑張ります。

　

　

双葉台M邸－引き渡し

11月27日、午後からＭ邸の引き渡し。書類上は大安の24日が引き渡しだが(苦笑)。

玄関の土間にデファイアント。遮熱板はシンプルに鉄板を屏風状に立てている。

デファイアントのデザインは比較的濃いめなので、

どうやって住まいのテイストと合わせるか悩ましいのだが、

こうするとすっきり納まった感じがする。

ＬＤＫに置かれた4ｍのダイニングテーブル。掘りごたつのように床に座って生活する。

床は30mmの無垢の杉板なので、そのまま座っても全く冷たい感じはしない。

キッチンの奥には大きめのパントリーがあり、キッチン廻りのものが全て収納される。

ＬＤＫから玄関方向を見たところ。

スリットの開口部から薪ストーブの炎が見えるようになっている。

階段はＬＤＫ経由。

階段からＬＤＫを見下ろしたところ。

子ども専用の椅子がかわいらしい。

大壁の和室。奥に嫁入り道具の桐の箪笥が置かれる予定。

天井はシナ合板の目透かし貼り、タタミは縁無しをグリッド貼り、

障子の代わりにプリーツスクリーンをつけている。

2階子ども室スペース。今のところはフリースペースだが、

ロフトは3つに個割してあるので寝る事は可能。

階段室は板貼り。

玄関上部、2階にサニタリールームを設けている。

煙突が部屋を暖めてくれ、ホスクリーンを付けているので、

洗濯物も干せるようになっている。下着やタオルなどの収納も確保している。

 

日曜日の引越後にも多少の手直しがあるが、

その他は予定通り終了し、設備関係の取扱い説明を終えて無事修了。

 

土地探しからスタートしたので、ボクへ相談依頼のメールが初めて届いたのが2008年6月末。

もう1年半近くになる。当時はまだ1歳にもならない女の子も、

今ではすっかりお喋りになり、かわいらしさも倍増(笑)。

これからも少しずつこの住まいに手を加えながら、

家族とともに楽しく暮らしていってください。

本日はおめでとうございます。

　

　

大みか町A邸－断熱工事

先週木曜日にJIOの躯体検査も終わり、既に断熱材も貼り始まっている。

天井の上に敷き込んであるのは長期優良仕様の断熱材。

ぱっと見、ベッドのようで、これだけの断熱材を敷き込めば十分過ぎるくらい。

逆に断熱材がこれだけ厚いと、電気屋さんが仕事しにくそうに見える。

ちょうど電気屋さんが配線の作業中だったので、

コンセントやスイッチ、照明のスイッチの位置を確認し、

設計の時には気がつかなかった配線も追加でお願いする。

　

　

平須町K邸－基礎工事完了

来週月曜日に上棟の予定のＫ邸。

基礎工事は予定通り完了し、週末には土台敷きに入る。

外回りの仕上げや設備の仕様も既に決定しており、

ここまでは非常に順調で、心配なのは当日の雨くらい。

今まで上棟式で雨だった事は無いので、たぶん月曜日も大丈夫のはず(笑)。

　

　

東大野G邸－エアコン取り付け

午前中、田彦で打合せ。見積金額も調整の目処がたち一安心・・・。

打合せの帰りに樹里でシフォンケーキを買って、帰りに東大野の現場へ寄ると、

さすがに日曜日でも大工さんたちが作業中。

らせん階段の段板の取り付けに手を焼いている(苦笑)。

元々稲田の作業場で製作するだったような気がするが、

現場の大工さんたちが社長から押しつけられている感じ・・・(笑)。

壁埋込型のエアコンも取り付けが終わっている。機種はダイキンのS40KMV。

少し対象面積が実際の面積よりも小さめだが、そもそも暖房は薪ストーブで全館暖房なので、

夏は通風を基本としながらの局所冷房が快適、と湯崎の現場で学んだとおり、

ダイニングテーブル近くに壁埋込型を入れている。

 

エアコン本体は施主支給。ネットで買うと定価45万円が14万円で買えるので、

購入は施主にお願いしている。

今回のエアコンに関しても、施主自らダイキンに足を運んで機種選定をするところから、

ネットで本体価格の検索、購入と、相変わらず、ご夫婦で納得いくまで検討してもらっている。

ボクは常々、自分の住まいに愛着を持って頂けるようにと考えながら設計しているが、

労をいとわず自らもハードワークをこなす施主には(笑)、頭が下がる思いになる。

　

　

双葉台M邸－竣工間近

薪ストーブ背面の遮熱用鉄板を作るのに現場へ採寸に行く。

ストーブの中心と給気口のずれの寸法や、給気口の高さなどを採寸し、

週明けに鉄骨屋さんに製作してもらう。

その他、仕上がりの良くないところがまだ無いかどうか見ておく。

2階の将来子ども部屋になるスペース。

当面はまだまだ子どもたちも個室を持つほどでないので、

フリースペースにしている。柱と梁に沿って合板を入れれば個室になる仕組み。

1人当たりのスペースは3帖だが、別に個室ごとにロフトがあるので大きさは十分。

　

まだ少し残工事と手直しがあるので、来週早めに完了したいと思う。

　

　

「住まいの相談会」

毎月第1・3土曜日の10時～16時に、財団法人茨城県建築センターにて、

「住まいの相談会」が開かれている。

相談員は茨城県建築士事務所協会に登録している建築士が交代で担当し、

次の土曜日、11／21はボクが担当。

初めての担当なので、何をすれば良いのか全く把握していないが(苦笑)、

ボクの他にももう一人相談員がいるので、なんとかなる・・・はず・・・。

さすがに相談会で営業的な話しは無いと思うので、

どうぞお気軽にお立ち寄りください。

　

　

東大野G邸－現場打合せ

夕方17時から現場で打合せ。なんせ年内引越なので、

大工仕事は今月いっぱいで終了。それまでに仕上げも全て決めないと・・・。

ボードや木建枠もほぼゴールが見えてきた感じ。

正面は高さ2,400mmの引き戸が付くところ。右隣りは巾1,800mmの引き戸が付くので、

建具屋さんの腕の見せ所。

こういう大きな引き戸でも狂い無く、軽～く動くように作ってくれる。

 

大きなアイランドキッチンの仕上げも決定。

トップの人造大理石はイタリアンネオホワイト、扉他のメラミンはオフホワイトと、

床壁合わせて白しろシロ・・・・。

たぶん、この住まいの家族全員、着る服も全て白にしたくなるくらい・・・白い・・・(笑)。

　

　

大みか町A邸－躯体チェック

進捗具合からするとそろそろ筋交いが全て入っている頃なので現場へ行ってみると、

やはりちょうど完了したところ。

2階から順に一本一本、筋交いの位置、上下の方向、金物の取り付けなど、全数チェック。

1階で1箇所、ダブルのところがシングルになっていたが、

よく見ると、傍らに外した間柱とこれから入れる筋交いがあった。

ベテランの大工さんたちなので間違うはずも無く、全部OK。

雨だったので、外回りの構造用面材（ダイライト）の釘の状況が見られなかったが、

次に現場に来た時でも間に合うので後回しにする。

　

先日、課題が出た神棚の位置をどこにするか、現場で考えていたが答えは出ず・・・。

この手の課題になると、まだボク自身がセオリーを完璧に理解していないので、

なかなか答が見つからない状況になる。

やはりこういう時は大工さんに相談する方が良いのかもしれない。