昨日はSE工法の講習会。場所は東京赤坂にあるNCNという会社です。
http://www.ncn-se.co.jp
SE工法を一言で言えば集成材を使った金物工法なんですが、
特徴としては、NCNが全棟構造計算をするところでしょう。
基礎も合わせてA4版で5㎝くらいになる分厚い構造計算書がありました。
木造住宅の設計では通常構造計算はしていません。
基本的には筋交いの量、バランスのチェックがメインになります。
一般建築の設計をやってきた設計屋の感覚からすると、
もう少し、科学的にきちんと計算出来ないものか・・・、
という思いがあったのですが、なにしろ相手は生ものの木材。
やっぱり一番頼りになるのは熟練した大工さんの腕・・・。
しかし、年々そういったしっかりした大工さんが少なくなっていくのも事実。
しかも2009年には通称、特定住宅瑕疵担保責任法が施行され、
益々住宅業界に対する規制が厳しくなる。
まぁ、色々考えるところもあって、東京まで行ってきました。
講習を受けた実感としては、かなりモノは良さそうです。
SE工法を一番有名にしたのは、もしかしたら無印の家かな?
http://www.muji.net/ie/
これ見ると、コスト的には、そうゴチャゴチャとやらなければ、
税抜きで坪50万円といったところから?
これからは笠間、水戸でも、少し狭い敷地なんかも
出てくるでしょうから、SE工法を使えるようにしておきます。
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宇津建築設計事務所 http://www.u2sekkei.jp
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