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つつじまつり

と言えば「笠間のつつじまつり」だが、U邸でも現在、ぷちつつじまつり中。

ゴヨウツツジ（シロヤシオ）とドウダンツツジが五分咲きという感じ。

花の形は違っていてもツツジはツツジ、花が咲く時期は同じらしい。

 

ボクがこのゴヨウツツジを気に入っているところは、

普通の公園や街路樹に植えてあるツツジより、野生的というか、

いかにも山に生息しているような雰囲気があるところ。

庭に植えると、建築の持つ堅さを非常に和らげてくれている・・・気がする・・・。

ちょっと褒め過ぎか(笑)。

 

 

田彦F邸－追い込み

5/2にオープンハウスが控えているので、現場はいよいよ追い込み・・・、のはずが(苦笑)、

水曜日に予定していた下水道接続の工事が例の大雨で今日に延期。

おかげで工事車両が現場へ入ることもままならず、

予定していたキッチンの設置などは明日以降にずれ込み。

今日は現場の最終チェックのつもりで行ったのに肩すかしを食らった感じ・・・。

 

とは言え、天気の影響ではしょうがない。

ちょうどタイミング良く内部のクリーニングが入っていたので内部の写真を撮りまくってきたが、

せっかくなのでオープンハウスまでサプライズにしておくとして(笑)、

西日が良い角度で当たって外観が良い感じに・・・。

煙突も伸びて外観のアクセントになっている。

　

　

新事業説明会

一昨日の午後は神田で行われたNCNの新事業説明会に参加。

いよいよNCNもSE工法を売るだけでなく、一般ユーザーの顧客開発に取り組むらしい。

 

今までにも建築家マッチングビジネスは出来ては潰れまた出来ては潰れと、

現状めぼしいところで活動が活発なのはASJくらいか。

ビジネスとしてはなかなか儲からないのだろう。

その分野に満を持して今回NCNが参画するわけで、失敗は許されない雰囲気・・・。

 

当日は新規ブランド名やロゴマークも発表され、

NCN独自のプライベートブランドによる「建築家の木の家」づくりへの取り組みの説明が1時間半。

その後、新サイトに掲載されるプロフィールの写真撮影などもあり、

すっかり参加への外堀が固められている感じ。

 

NCNに登録している設計者は740名いるらしく、

その中から今回のスターティングメンバー50名に選んでもらっていることは光栄なのだが、

いかんせん、SE工法の設計実績が御茶園U邸の1邸だけではなんともカッコ悪いので(苦笑)、

サンハウスさんに頼んで、もう少し設計実績を作らせてもらうか(笑)。

　

　

大雨の大安吉日

朝から大雨・・・。今日は千波山H邸の地鎮祭、北葉山S邸の上棟式があるのに大雨・・・。

こんな日に限って大雨・・・。

 

朝7時半に北葉山の現場に行くと、既に1階の柱が建っている。

少しは雨脚が弱くなってくれればいいが、その願いもかなわず・・・。

 

10時からは千波山の現場で地鎮祭。

神主さんは今回初めて「東照宮」の若い神主さん。

地鎮祭の時、必ず鍬入れに施主は戸惑うが、

こちらの神主さんはすごく詳しく説明してくれて鍬入れもスムーズに行えた。

今日はご夫婦にとって結婚記念日にもあたるとの事で、

本日はおめでとうございました。雨の中お疲れさまでした。

 

終わってお昼前に北葉山の現場へ進捗の確認。

予定通り、1階部分は終了している。

 

午後は日建工科専門学校で環境工学の講義を15時まで行い、

終わってから、再度北葉山の現場へ。

15時半ごろ、無事建て方終了。棟の中央には吹流しの飾りが取り付けられている。

16時より祝詞も奏上し、大雨の中、予定通り上棟式が終了。

大雨の中、本当に現場の大工さんたちには頭が下がる思い・・・。お疲れさまでした。

雨でなかなか基礎工事も進まず、建て方を出来ずに若干工期が遅れ気味な上に、

建て方当日もこんな雨になってしまいましたが、本日は上棟、おめでとうございました。

 

上棟式が終わり、今度は日建学院の1級学科で、今日は計画の本講義。

計画は簡単なようで意外と点の取れない科目なので、

丸暗記に頼らず、中身の理解の仕方を指導する。理解してくれれば良いが(苦笑)。

 

学院が18時過ぎに終わると、最後に田彦F邸の現場。

ついに今年発売の薪ストーブ、ネスターマーティンC43が納品されたので確認に行く。

文句なくカッコイイ。ネスターでこれだけシンプルなデザインなら、

間違いなくこれからヘビーローテーションにしてしまいそうな予感。

ただ、ガタイがかなり大振りなので、よほど広いLDに置かないと、

逆に窮屈な感じがすると思う。

 

さっそくボクがストーブのガラス面に写らないように(笑)、正面から写真を撮っていると、

F邸家族が全員集合。ちょうど日が良いので、お茶を沸かして仮引っ越しの儀を行う。

こちらもおめでとうございました。

 

天気には恵まれない一日だったが、おめでたい行事が三つもあり、

それぞれの家族からこれからの期待をたくさんいただくことが出来た一日だった。

これからもその大きな期待に応えられるように精一杯仕事をしていきますので、

今後もよろしくお願いします。

　

　

田彦F邸－オープンハウスのお知らせ

5/2に予定している田彦F邸のオープンハウスですが、

隣接する駐車場所有者さまのご厚意により、

オープンハウス時に駐車場を使わせて頂ける事になりましたので、

各時間とも見学可能な組数が増えた事をお知らせします。

 

「田彦F邸－cafeのような平屋の住まい」

今でも記憶に残っている施主から頂いた初めてのメールのキーワードが、
cafeや洋服屋さんみたいな斬新な外観・・・、
板張りの外壁に興味がある・・・、
フラットな屋根でスクエアな形状・・・、
平屋か2階建てかで迷っている・・・、
南の庭に開いた大きなLDK・・・、
等々・・・、というものでした。

そんな施主の夢がかなうようにと、お手伝いさせて頂いた住まいです。

設計：宇津建築設計事務所　施工：前崎建築（協力：黒沢大工、星野大工）
日時：5月2日（日）10：00～15：00
場所：ひたちなか市田彦
見学時間：①10：00、②11：00、③13：00、④14：00　各回45分程度

なお、組数が多くなると、どうしても子どもへ目が届かなくなるのと、
今までの経験より、子どもを連れてくる側も、施主側も、ボクも、
みな、子どもにかなり気をつかう事になり、
せっかくのオープンハウスの印象が薄くなりがちですので、

　　　原則として、お子様の同伴はお断りしたいと思います。
勝手言って申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
ただし、預ける事が出来ないような生まれて間もないお子様は同伴OKです。
 
申し込みはボク宛にメールかFAXでお願いします。
[email protected]
または　0296-72-7690(FAX)
連絡に際しては、住所、氏名、電話番号、参加人数のご明記をお願いします。
追ってこちらから案内図を送付します。
以上、よろしくお願いします。
　
　

イベント終了。

二日間のASJのイベント参加も終わり、さーて仕事だ、と行きたいところだが、

明日は明日でNCNから招集がかかっているため東京出張・・・。

今月からスタッフも一人増え、仕事は順調に捗っているが、

正直、あと二人くらいスタッフが欲しい感じ(苦笑)。

しかしまぁ、いつまでもこんなに忙しい事もないだろうから、自分で頑張るしかないのだが。

 

この二日間のイベント参加中、何回か同じ事について説明を求められたので、

おさらいというか、自分の頭の中も整理する意味でまとめておきたい。

 

聞かれた事は、

「ハウスメーカーに頼む場合と建築家に頼む場合の決定的な違いは何か？」

という事。

ハウスメーカーを工務店や地元ビルダー、または大工さん、と置き換えてもいい。

要するに「施工業者」に頼むのと「設計者＝建築家」に頼むのと、この違いは何か、と言うこと。

イベントの時はすらすらっと話す事だが、いざ書くとなるとかなり長くなりそうなので、

今週、何回かに分けてまとめたい。

（というか、さすがに疲れて全部今夜だけでまとめきれないだけ(笑)）

 

キーワードは「契約形態の違い」。 

住宅に限らず、何であれ一つの建築が出来る場合、

そこには「建築主」と「設計監理者」、「工事施工者」の3者が存在し、

この3者には「建築主」＜＝＝設計監理契約＝＝＞「設計監理者」と、

「建築主」＜＝＝工事請負契約＝＝＞「工事施工者」の二つの契約が存在している。

聞かれた「決定的な違い」というのは、この二つの契約形態に違い、に集約される。

　

つづく。

　

　

春の訪れ

ようやく暖かくなってきたなぁと庭を眺めていると・・・、

シロヤシオが白い花のつぼみを膨らませている。

昨日の朝はそんな様子は全く無かったので、昨日一日で膨らんだのか。樹も春が待ち遠しかったのだろう。

 

 

 

 

 

 

 ヤシオは、植木屋さんがうちの庭に植える時に、うまく育つか心配していた事もあり、2年目にこうやって花をつけてくれた事はかなり嬉しい。このまま順調にいけばGWくらいにはかなり咲きそうな雰囲気。

 

他にも・・・、

クレマチスも咲きはじめている。黒の板塀にからんでうまく馴染んでいるのがいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アプローチもグランドカバー類で緑いっぱいになり、

ようやく春が来たという雰囲気になってきた。

　

　

青空

いつもの土日はだいたい2つか3つの打合せが入っているが、

明日から「未来をのぞく住宅展」があるので、今日は5件の打合せ・・・。

そのうち1件は田彦の現場で手直しの打合せ。

 

内部の木製建具の出来が芳しくないところが多々あり、

しかもそれは施主から見ても「これは～・・・」と見えるところなので、

建具屋さんにもう一頑張りしてもらうしかない。

 

一通り手直しの部分を洗い出して、色々話しながら外に出ると・・・、

綺麗な青空が広がっている。外壁の白との対比がまた綺麗。

　

　

田彦F邸－手形

今まで気がつかなかったが、いつの間にか漆喰に手形が付いている。

場所はもちろん施主施工の書斎。

手形だけだと施工ミスのように見えたのか・・・(苦笑)、

ちゃんと日付まで刻印してある(笑)。

　

　

田彦F邸－大詰め

オープンハウス後に引っ越しも行うので、現場はいよいよ大詰め。

学校の講義の合間にちらっと現場を見に行くつもりが、

現場に人数もかなり入っており、見かけないのは電気屋さんくらい。

予定より少し長居して色々確認していると・・・、

内部は照明器具も付いて、付いていないのは施主支給のダイニングのPH5だけ。

しかし・・・このPH5、迷いに迷ってようやく発注したばかりなので、

間違いなく5/2には付いていないはず(苦笑)。

 

間に合わないのがもう一箇所。サニタリーの壁1面に貼るadvanのタイル。

よりによって、ここで使う色だけ国内在庫が切れていたらしく、

今から輸入することになった(苦笑)。納期3ヶ月・・・。

せっかくみんな気に入っていたタイルなので、この先40年、50年、

この住宅を使うことを思えば、3ヶ月なんて短い短い・・・(苦笑)。

 

来週水曜日には薪ストーブも入る予定。

田彦なので、防鳥網を煙突に付けていなかったのだが、

今でもこのあたりはコウモリが家に入ってくる事があるらしく(苦笑)、

急遽防鳥網を発注。ストーブ納品前でこちらはぎりぎりセーフ・・・。

　

　

田彦F邸－オープンハウスのお知らせ

この度ご家族のご厚意により、田彦F邸のオープンハウスが

開催出来ることになりましたのでお知らせします。

「田彦F邸－cafeのような平屋の住まい」

今でも記憶に残っている施主から頂いた初めてのメールのキーワードが、
cafeや洋服屋さんみたいな斬新な外観・・・、
板張りの外壁に興味がある・・・、
フラットな屋根でスクエアな形状・・・、
平屋か2階建てかで迷っている・・・、
南の庭に開いた大きなLDK・・・、
等々・・・、というものでした。

そんな施主の夢がかなうようにと、お手伝いさせて頂いた住まいです。

設計：宇津建築設計事務所　施工：前崎建築（協力：黒沢大工、星野大工）
日時：5月2日（日）10：00～15：00
場所：ひたちなか市田彦
見学時間：①10：00、②11：00、③13：00、④14：00　各回45分程度

各回3組程度見学可能ですが、駐車場に余裕があるため、調整は可能です。

なお、組数が多くなると、どうしても子どもへ目が届かなくなるのと、
今までの経験より、子どもを連れてくる側も、施主側も、ボクも、
みな、子どもにかなり気をつかう事になり、
せっかくのオープンハウスの印象が薄くなりがちですので、
　　　原則として、お子様の同伴はお断りしたいと思います。
勝手言って申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
ただし、預ける事が出来ないような生まれて間もないお子様は同伴OKです。
 
申し込みはボク宛にメールかFAXでお願いします。
[email protected]
または　0296-72-7690(FAX)
連絡に際しては、住所、氏名、電話番号、参加人数のご明記をお願いします。
追ってこちらから案内図を送付します。
以上、よろしくお願いします。
　
　

いつまで使うか薪ストーブ

もう4月も下旬になろうとしているのに、まだ薪ストーブを使っている・・・。

たぶん、我が家だけではないと思うが。

 

これだけ寒い日が続くと、当然装予想以上に薪の使用量が増え、

結局、今シーズンは10立米くらい使った気がする。

先日、湯崎M邸に行った時は、6立米を使い切ったと話していたが、

かなり優秀な燃やし方だと思う。

 

これから来シーズンに向けて薪の準備をするわけだが、

10立米となると・・・もはやボクには不可能課題(苦笑)。

日頃、学生に「やる前から諦めるな」と言っているにもかかわらず(苦笑)、かなり厳しい数字。

なんせ去年、今シーズン用に準備した薪が5立米なので。

 

これからの時期、ユーザーは来シーズンの薪の準備だが、

ストーブ屋さんは来シーズンに向けての販売キャンペーンが佳境。

どこのストーブ屋さんもGWあたりにお客集めに余念がない。

 

ネスターマーティンの代理店である京阪エンジニアリングさんも、

5/22に薪ストーブ講習会を行うらしく、なんとかして今年は行ってみたい。

場所はたぶん・・・京都の山の中(笑)。

 

久しぶりに京阪エンジさんのHPを見てみると、

ネスターマーティンの取扱説明書がダウンロード出来るようになっていた。

薪ストーブの使い方やQ&Aがかなり分かり易く書いてあるので、

これから薪ストーブの購入を検討している人は読んでみる価値有り。

　

　

板貼りの塗装

今まで使った板貼りの塗装を集めると、

　

まずは東大野G邸のジェットブラック。

シンプルにして品格の出るところでは黒が一番。ただし使う度胸も一番必要。

 

ナチュラルさでは言うまでもなく湯崎M邸の「やすらぎ」。

板の色味が素直に出るところが良い。

　

濃い目の茶系ならウォルナットの緑ヶ丘K邸。

板貼りを塗装する時、一番オーソドックスな感じがする。

　

よりシックな雰囲気に仕上がるのが田彦F邸のオリーブ。

濃い色ではない割に節が目立たなくなる効果もあり、なかなか使える色。

 

最後はなんだかよく分からない色の御茶園U邸。

やすらぎにちょい赤みを混ぜた色。同じ色にと言われても難しい。

 

その他、部分的に木を使う事も多いが、

その場合は廻りの他の色に対してのアクセントに使う事になるので、

どんな色にするかは他の色次第で決めている。

 

今まで使っていない色の中で、きれいな色としてはパリサンダとかエボニー、

シルバーグレイあたりか。シルバーグレイは外構に使っても良いかもしれない。

　

　

北葉山S邸－材料選定

S邸は再来週28日に上棟する予定なので、最終的な材料の色決めなどの打合せ。

外回りの外壁や屋根のガルバ、サッシの色、中のフローリングや建具の枠材、塗装など。

ついでにトイレやUBもOK、キッチンは現場製作。

 

ベタ基礎のコンクリートを先日の雨の中打ったと聞いたので、

打合せの帰りに寄ってみると、

環境アートのような養生シート(笑)。

雨がかからないようにブルーシートで養生中。

ここ2、3日は雨もないようなので、ついでに外してくれば良かった・・・。　

　

　

ASJ水戸スタジオ～第12回未来をのぞく住宅展～

来週、4月22日（木）～27日（火）の間、水戸京成百貨店9Fイベントホールにて、

第12回未来をのぞく住宅展が開催されます。

ボクの参加予定日は25日（日）、26日（月）ですが、

お時間ある方は是非一度、京成百貨店までお越しください。

　

　

田彦F邸－外部塗装完了

F邸の板貼りの塗装が完了した。

写真はちょっと暗いが、良い色に仕上がっている。

上には可愛らしく煙突が見えているが、最終的に煙突はもう1本（＝1m）伸びるので、

煙突は道路から見ても結構目立つくらいになる。

煙突の長さは煙の引きの能力を考え、ネスターの場合は最低6m必要になるが、

通常の2階建てであれば総延長は6m超えるので問題なく、

むしろ、煙突の周囲2m以内のところにある屋根などの障害物の高さより、

最低600mm以上煙突を高くする必要があるので、

後者の高さで煙突の高さが決まる事が多い。

　

　

北葉山S邸－配筋検査

朝8時45分より、JIOの配筋検査。

鉄筋のピッチはいつも通り3尺（＝910）モデュールを4分割。

これを3分割にすると基準法の＠300以内を微妙に超えるし、

瑕疵保険の基準に合わせて＠200にすると3尺モデュールを合わなくなる。

実はこの「モデュールと合わない寸法」というのが・・・、

設計する立場の人間として絶対に許せない寸法で、

3尺モデュールを使うのであればどこまでも3尺モデュールで納めないと、

納得いかないので、いつも4分割にしている。

保険の基準では＠250なので、正確に＠227.5でなくともOK。

　

　

吉沢町A邸－下水道本管工事スタート

なかなか始まらなかった市の下水道本管工事がやっと今日スタートした。

前面道路に下水道が入る前提で土地を購入したにもかかわらず、

今日の下水道整備課へのヒアリングでは、年内に供用開始予定。

看板にも「平成22年」と書いてあるので、年内は間違いだいのだろう。

スケジュールとしては6月着工、12月引越なので、

予定通りと言えば予定通り。

 

それにしても、なぜネコに睨まれないといけないのか・・・。

だいぶ前、まだ勤めている時に団地の現地調査に行った際、

団地に住んでいる女の子たちに尾行されたのを思い出した。

自分では、そこまで怪しいオーラは出していないつもりなのだが・・・(苦笑)。

　

　

北葉山S邸－基礎配筋

いつも通り、ここの現場には朝7時着。

明後日の朝、瑕疵保険の配筋検査があるが、

問題なく検査は通るはず。

　

　

花見と言えば、

　

　

湯崎M邸。

もうすぐ満開。

　

　 

ここも竣工して1年になるので、不具合が無いか伺うついでに、

ちょうど今月末にASJのイベントもあるので、桜満開の写真を撮っておく。

 

大きな不具合は無いが、やはり薪ストーブのおかげで乾燥が進んでいたり、

ネスターのリモコンが壊れたり。リモコンは今月末に直してもらうこととする。

他には、外の板貼りの塗装をキシラの「やすらぎ」にしたので、

日の当たるところが少しずつ色がかわりつつある。

それに比べて漆喰の外壁は全く汚れておらず、改めて漆喰の良さを感じたところ。

 

お茶を頂いている時も、「こなつむぎ」ではせっせとパンを作っている。

色からすると以前頂いたことのある、よもぎの入ったパンだろうか・・・。

 

住まいという器に、住まい手とそこでの生活が馴染んでいるところを見る時、

設計屋としてなんとか期待に応える事が出来たのかな、と実感を持つ事が出来る。

　

　

瓜連H邸－配置確認

午前中、笠間で進行中の仕事の打合せ。分離型ではないが二世帯が同居するので、

設計のテイストがどちらか一方に偏らないように配慮しながら進めている。

 

午後は瓜連H邸の現地に行って配置の確認。

敷地が広い畑なので、500㎡以内に分割して敷地境界を設定する。

広い畑を分割する時は、南面を基準に住宅を配置するか、

北側の境界線を基準に、その境界線に平行して住宅を配置するか、

どちらかがオーソドックスな配置の考え方。

現地で相談の結果、北側境界線を基準にする事に決定。

早速来週、敷地境界線を設定して分筆の準備に入る。

 

終わって次も旧瓜連で打合せ。どういう訳か、笠間の設計屋が瓜連で2軒同時に仕事中。

こちらは築30年の既存の住まいのリフォームの相談。

住宅版エコポイント制定で分かるように、現政権はリフォーム市場を活性化しようとしており、

今後もリフォームの相談は多くなるはずなので、どう仕事を進めていくか検討中。

リフォームは単なる修繕とは異なり、既存のイメージをガラッと変えないと意味が無いと思う。

それを極力お金をかけずに。そうなると、リフォームは工務店の仕事というより、

むしろ設計屋の領域の仕事なのかもしれない。

 

終わるとちょうど18時。日も沈む時間なので、もう一度H邸の敷地に立ち寄って、

日の沈む方向の確認。

用途地域は第一種低層住居専用地域、道路に下水道も入っている立派な住宅地だが、

写真で見ると、好きなところ使ってくれ、という感じの敷地に見える（笑）。

　

　

田彦F邸－クロス貼り

大工さんたちの仕事も一段落し、現場ではクロス屋さんと左官屋さんが仕上げをしている。

天井はいつもの珪藻土クロス、壁はいつもの漆喰塗り。

漆喰はもちろん、鏝の跡が残らない平滑な仕上がりで。

パッと見はあまり変わらないが、クロスは1200円／㎡、漆喰は4000円／㎡するので、

どうしても漆喰で、とこだわらない限り、予算を考えるとクロスに落ち着くことになる。

 

ボクの内部仕上げの考え方は、

・最初に室内全体の色調を決める。

・床と建具、家具など、木を使う部位を決める。

基本的に内部には木を使う事が多いが、全体の雰囲気の「プレーンさ」は譲れないので、

木を使いすぎてモクモクしないようにしながら、残りは極力白っぽくなる。

壁をたとえ塗ったとしても、やはり可能な限りプレーンな雰囲気にしたいので、

真っ白な漆喰が第一候補になる。

結局、何だかんだ言っても、昔からずっと使われてきた素材に勝る素材は無いので。

 

ただし・・・、F邸の場合は書斎のみ手の跡が残る漆喰になっている（苦笑）。　

　

　

国土交通省メールマガジン

毎日19時ごろ必ず届く、国土交通省のメールマガジン。

もうずいぶん前から届いてはいるが、滅多に真剣に読む事なんて無かったが、

今年は住宅に関する内容・・・エコポイントや長期優良住宅などが出てくる事が多くなるので、

項目だけでも一応チェックするようにしていると、4月5日版は以下のような内容だった。

 

 

MLIT mail magazine◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010/4/5　 第373号
国土交通省メールマガジン（MLITメルマガ）のご利用ありがとうございます！
ＭＬＩＴメルマガでは、新着の報道発表資料のほか、皆さまの生活に役立つ
情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇MLIT mail magazine

◇目 次◇
　１新着情報
　　・本日の報道発表
　　・大臣政務官会見要旨（4月1日）
　２募集してます
　　・パブリックコメント（4月2日公表分）
　３お知らせ
　　・春の全国交通安全運動を実施します（期間：4/6-4/15）
　　・平成２２年度海上保安学校学生採用試験（特別）の受付開始
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

◆新着情報［４月５日発表分］
【報道発表】※各ＵＲＬで内容を見ることができます。
○国土交通省所管公共事業の事業評価実施要領の改定等について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000080.html

○交通・観光分野におけるカーボンオフセットの推進について
　～本日、「交通・観光カーボンオフセット支援システム」で初のオフ
　　セットが実施されました～　
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo10_hh_000036.html

○平成22年度「離島の活力再生支援事業」の募集について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/city11_hh_000013.html

○平成22年度　木のいえ整備促進事業（長期優良住宅普及促進事業）の
　募集開始について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000143.html

以下略・・・

早速新年度に入り長期優良住宅が募集されている。

昨年度は6月からスタートし、かなりスケジュール的にきつかったので、

その反省と、さらなる景気刺激策としてスケジュールを早めているのだろう。

「長期」の内容としては温熱環境等級と耐震等級がメインで、

そのへんの基準はフラット35Sとも重なっており、

現状、確認検査機関ではフラット35Sの適合証明件数が多くなっているので、

「長期」の申請も多くなると想定出来る。

ただし、ネックは「長期」の申請はあくまで工務店が事業者登録する事。

この登録ばかりはボクには手が出せないので、

工務店にお願いするしかない・・・。よろしくお願いします。

北葉山S邸－基礎工事１

基礎工事と言ってもまだ捨てコン打っただけだが。

建築工事に「捨て」と付く用語は数多くあり、捨てコン、捨て型枠、捨て板金・・・、

どれも実際に仕上げに出てくる訳ではないが、寸法を正確に出したり、

雨仕舞を良くしたり・・・、建築を創る上で無くてはならない部材。

捨てコンはこれから基礎を作るために、正確に墨を出すために必ず必要になる。

 

捨てコン打つとおおよその建物の外形が想像出来るので、

S邸の捨てコン見たご近所の人は「一体あの家の形は？？？」と思うのではないだろうか（笑）。

普通、南側に出っ張りなんて無いので。

S邸の敷地は南側隣地に結構大きな2階建ての住宅が建っており、

南側の出っ張りがあっても無くても南側隣地からの影の影響が大きいため、

逆にその影の影響範囲に建物の一部を置くことで、敷地を有効活用し、

S邸の外観の特徴も形成している。

　

　

スタジアム巡り

昨日は久しぶりに時間を空けて、子どもたちとスタジアムに・・・。今回は2002年ワールドカップの会場になった宮城スタジアム。

今までいろんなスタジアムに行ったが、一番北に位置するスタジアムなので、北にあるスタジアムってどんなところに配慮してあるのか興味津々だったが、今まで行ったことのあるスタジアムと全く変わらず。

ちなみに今までどんなスタジアム（サッカー及び野球）に行ったか、思い出してみると・・・、

・鳥栖ベストアメニティスタジアム（佐賀県）・福岡ヤフードーム（福岡県）・広島ビッグアーチ（広島県）・鳥取バードスタジアム（鳥取県）・神戸ユニバー記念競技場（兵庫県）・神戸グリーンスタジアム（兵庫県）・神戸ホームズスタジアム（兵庫県）・阪神甲子園球場（兵庫県）・西宮球場（兵庫県）・大阪ドーム（大阪府）・長居スタジアム（大阪府）・長居第二競技場（大阪府）・万博記念陸上競技場（大阪府）・西京極陸上競技場（京都府）・長野オリンピックスタジアム（長野県）・名古屋市瑞穂陸上競技場（愛知県）・豊田スタジアム（愛知県）・富山スタジアム（富山県）・静岡スタジアムエコパ（静岡県）・横浜スタジアム（神奈川県）・味の素スタジアム（東京都）・国立競技場（東京都）・埼玉スタジアム2002（埼玉県）・フクダ電子アリーナ（千葉県）・千葉マリンスタジアム（千葉県）・カシマサッカー場（茨城県）・笠松運動公園陸上競技場（茨城県）・栃木グリーンスタジアム（栃木県）・クリネックスタジアム宮城（宮城県）・・・

13時キックオフだったので、11時半ごろ宮スタのある総合運動公園に着いたのだが、なんと「駐車場は前売りなので、前売り券無い車は街中の駐車場へ停めてくれ」と駐車場の案内係から言われる。遠くからくる人がそんなこと知っているはずが無い。

しょうがないので、公園の周りをぐるぐる回っても・・・、カシスタのように民間の駐車場も皆無。諦めて無理矢理公園の駐車場に停めてしまおうと考えたが、そこにはご丁寧に警察官が待機しており、尚更入れない、と思ったら・・・、そこの警官が言うには「アントラーズさんは臨時の第二駐車場なら前売り券無しで停められる」と。なぜそれを最初の駐車場の案内係が言えないのか・・・。結局車を停めるだけで1時間以上かかった。

やっと席に着いたのがキックオフ15分前。急いでお昼を食べようと売店を探す・・・。スタジアムに観戦に行くときの楽しみの一つは中で販売されているご当地グルメだが、少なくとも、ボクの観戦した指定席のあるゾーンでは、それらしい売店が見当たらず、それどころか、温かい食べ物を売っている売店も見つからず、結局お昼は食べず終い。こんな事はじめてかもしれない。

それと、野球の場合はトイレに行く時間が集中しなので、クリスタでは感じなかったが、サッカーはハーフタイムに集中するのでトイレは多めに設計にしないといけないが、宮スタはトイレの数が少ないのか、元旦の国立競技場でも経験ないような、男子トイレの長蛇の列を今回初めて経験した。もうこのあたりにくると諦めムード。試合自体も、久しぶりにお金を払って観る価値の無い試合で、かなり幸せな一日だった・・・。はぁあ・・・。

　

　

田彦F邸－クロス選定

土曜日なので・・・いつも通り打合せ的なものが多い一日。

午前中、笠間の赤坂で地鎮祭がひとつ。

午後からスキフロ2の仕様見直しの打合せ。

終わって急遽、北葉山の現場。遣り方を出したと電話があったので現場で確認。

最後に16時から田彦の現場打合せ。最後の確認事項としては、

・ロフトの梯子の位置と手摺の微調整。

・子ども室の収納の微調整。

・洗面カウンターのボール位置の変更。

・洗面の水栓の品番変更。

・クロスの選定（子ども室、寝室、トイレ、その他）。

クロスも基本路線はいつものクロスで、アクセントパネルっぽく何カ所かを選んでいる。

 

現場では内部の木部の塗装はフローリング以外は終了。

PCテーブルも出来上がっている。

日差し除けのツイタテを最後に付けたのだが、そのツイタテの下あたりにも、

配線用の穴が必要かもしれない。あとで相談・・・。

ここの現場も残り1ヶ月となり、ここまではかなり順調。

やはり何であれ、統合されていると良い結果が出る。

　

　

田彦F邸－内部木部塗装

今日のような風が吹くと、外部のメッシュシートが飛ばされないようにしないといけないので・・・、

外観が見える状態になる。改めてなかなか良い色具合。

逆にもう一回塗って濃くなり過ぎないようにしないといけないくらい。

 

内部ではクロスを貼る前に木部の塗装中。今回はワトコ。

オイルなので、木の種類によって色の濃さが変わってくるため、

どの木がどのくらいの色になるか、想定しながら設計することになるのが難しいところ。

展開図を書いて検証しておかないと、出来上がってから後悔することになる。

 

明日は現場で残りのクロスを決める打合せ。

内部の写真はその時に・・・。