午前中、笠間で進行中の仕事の打合せ。分離型ではないが二世帯が同居するので、
設計のテイストがどちらか一方に偏らないように配慮しながら進めている。
午後は瓜連H邸の現地に行って配置の確認。
敷地が広い畑なので、500㎡以内に分割して敷地境界を設定する。
広い畑を分割する時は、南面を基準に住宅を配置するか、
北側の境界線を基準に、その境界線に平行して住宅を配置するか、
どちらかがオーソドックスな配置の考え方。
現地で相談の結果、北側境界線を基準にする事に決定。
早速来週、敷地境界線を設定して分筆の準備に入る。
終わって次も旧瓜連で打合せ。どういう訳か、笠間の設計屋が瓜連で2軒同時に仕事中。
こちらは築30年の既存の住まいのリフォームの相談。
住宅版エコポイント制定で分かるように、現政権はリフォーム市場を活性化しようとしており、
今後もリフォームの相談は多くなるはずなので、どう仕事を進めていくか検討中。
リフォームは単なる修繕とは異なり、既存のイメージをガラッと変えないと意味が無いと思う。
それを極力お金をかけずに。そうなると、リフォームは工務店の仕事というより、
むしろ設計屋の領域の仕事なのかもしれない。
終わるとちょうど18時。日も沈む時間なので、もう一度H邸の敷地に立ち寄って、
日の沈む方向の確認。
用途地域は第一種低層住居専用地域、道路に下水道も入っている立派な住宅地だが、
写真で見ると、好きなところ使ってくれ、という感じの敷地に見える(笑)。