先日1時間くらいで割った薪を、ホームセンターで買った角材を下駄にして積み上げ作業。
どういう感覚が元になっているのかは分からないのだが、
割った薪を綺麗に積むことが、何故か楽しい・・・。
長さも太さも形もバラバラの薪を、割った面を上にしながら、
揺さぶっても倒れないように、安定させながら綺麗に積む。
ただ、薪を積むだけなんだが、なぜか楽しい・・・。綺麗に積めると、なぜか嬉しい・・・。
ボクはタバコを吸わないが、タバコ吸う人ならきっと、
積み上がった薪を見て一服するはず(笑)。
近い感覚としては、子どもが積み木で遊んでいるようなものか・・・（笑）。
難しい条件のプランニングが出来た時の喜びほど大げさなものではないし。
やはり薪割りは体のいい趣味かもしれない。
薪割り機も納品されたので、早速来シーズン用の薪割りを始めることにした。
朝早く、1月末に割った丸太を運んで来て、子どもと一緒に二人で割り始めると・・・、
1時間ほどで、だいたい1ヶ月分くらいになるだろうか、
さすがに休み無しでもどんどん割れるので、かなり作業効率が良い。
土日丸二日使えば、1シーズン分とはいかないまでも、
例えば斧で割りにくい太さの丸太を優先して割れば、かなり割れると思う。
今日割ったもので一番太いのが直径40センチほどあるクヌギ。
サクラ、クヌギのような素性の良い丸太ならかなりの太さまでOK。
二股になっているような割りにくいケヤキも30センチくらいの太さなら割れると思う。
100Vの電気式としてはかなり満足のいくパワーを発揮してくれる。
薪割り機の使い方のコツは、コントロールレバーの動かし方にあるようで、
大人はそのへんを頭で考えながらレバーを動かしてしまうが、
むしろ子どもの方が感覚で動かすので、意外に要領を覚えるとうまく動かすようになる。
あとは、斧で割る時と同じように、丸太の上下が逆にならないようにするとか、
太くて割りにくい時は年輪に対していきなり垂直方向に刃を入れるのではなく、
接線方向、特に南向きだったと想像される年輪の開いた柔らかいところに刃を入れて割るとか、
木に対して素直に向き合いながら割れば良いだけ。
楽しいのは・・・、今時こんな事を子どもに教える機会なんて、普通では全くないので、
親としてはこういう機会を大切にしてあげたい・・・。
と言っても、小一の子どもが理解しているはずが無いので、
親の勝手な自己満足に違いないのだが・・・（苦笑）。
購入した薪割り機を長く大事にみんなで使うために、
使用方法をアップしておきますので、
使用する方は必ず、このマニュアルを読んでから使用願います。
1．バルブを開ける。
矢印の先に見える小さなバルブ（エアブリードバルブ）を2～3回まわして開けてください。
2．電源を入れる。
「電源スイッチ」を押す。
「リセットボタン」は薪を割っている途中、機械がストップした場合にのみ押す。
3．レバーを下げる。
コントロールレバーを真ん中の「Forward」の位置に下げると、
黒いプッシャーが早く動くので、プッシャーが薪に当たるまでは「Forward」に。
薪にプッシャーが当たったら一番下の「Split」まで下げ圧力を最大にして、薪を割る。
節の多い木や割りにくい木の場合、2～3回加圧を繰り返して割ってください。
もし割れない場合、3秒以上加圧し続けないでください。
それ以上、加圧し続けると、リセットブレーカーが作動し機械が停止するので、
その場合は10～20秒時間をおいてリセットボタンを押してください。
コントロールレバーを「Stop」の位置に戻すとプッシャーは自動的に元の位置に戻ります。
作業が終わったら、電源ボタンを押して電源を切り、エアブリードバルブを締めて終了。
早速試し割り。
まず玉切りした丸太をセット（手元に丸太がないので、太めの薪で代用）。
かなり乾燥したカシなので、堅さは相当な薪。
薪をオレンジのウェッジの横に置き、
レバーを下げると黒いプッシャーが薪をウェッジに押しつけて薪を割ってくれる。
楽々割ってくれる。長さも50センチ以上の薪が割れるので、
アンコールやメガユーザーにも使ってもらえると思う。
こちらが延長ケーブル。極太なのでまだましだと思うが、
使わないで済むなら使わない方が電圧降下がない分、破砕力は維持される。
ちなみにホームポジションはこんな感じ。
縦置き可能なのは良いのだが、
玄関ドア開けると、こんな機械がドカンと置いてある住まいっていうのもなぁ・・・(苦笑)。
大変長らくお待たせいたしました。ようやく薪割り機納品です。
候補の中から購入したのは、新潟の五十嵐商店製、E'Z Splitter IG 700A。
家庭用の100V防水コンセントで使える薪割り機としては破砕力が7.2tあり、
太いカシ、ケヤキでも、どんどん割れるはず。電気式なので、取り扱いも簡単。
ネットショップでの販売価格を参考に、
県内の販売代理店、常陸太田市のユワイ産機さんからの購入を交渉する事にした。
やはり、機械モノはメンテナンスが必要になる事を考えると、
地元で購入した方が良いかなというのが理由。
それからユワイさんに電話し、
薪割り機を購入したい、宇津建築設計事務所と申します、と伝えると、
電話を替わってくださった社長さんから「笠間の宇津さんか？」と聞かれる？？？
なんとボクの親父の昔からの知り合いだった。
世間は狭いという言葉が陳腐に聞こえる程すごい偶然。
こういう出会いは大切にしたいので、迷わずユワイさんに発注、
昨日、U邸に納品された。
しかし、想像より、だいぶガタイがでかい、重い(苦笑)。
ホームポジションはU邸の土間にしようと思っていたが、
意外に土間からの出し入れが大変。
この週末（20～22日）とGWだけ、すみませんがボクの方で使わせてください。
それ以外、薪割りする時間が取れませんので・・・。
で、さっそく23日よりレンタル開始いたします。ご予約はお早めに。
後ほど、取り扱い方法と予約方法をアップしたいと思います。