今日で屋根のルーフィングも終わり、外壁まわりに間柱や筋交いを付け始まっている。
現場を南側から見たところ。
青い屋根2軒のうち、現場に近い方の平家は2ヶ月後に解体予定で、
それが終わるともう少し見通しが良くなる。
外壁は黒のガルバ。竣工するとかなり目立つはず(笑)。
来週後半か再来週前半には煙突も付く予定(笑)。
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今日で屋根のルーフィングも終わり、外壁まわりに間柱や筋交いを付け始まっている。
現場を南側から見たところ。
青い屋根2軒のうち、現場に近い方の平家は2ヶ月後に解体予定で、
それが終わるともう少し見通しが良くなる。
外壁は黒のガルバ。竣工するとかなり目立つはず(笑)。
来週後半か再来週前半には煙突も付く予定(笑)。
投稿情報: 19:03 カテゴリー: 見和S邸 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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朝7時過ぎに現場に行くと、もう前崎棟梁と黒澤大工が作業している。
7時半にはクレーン車も到着、建て方を手伝ってくれる大工さんたちも揃い、
8時からの作業開始前にしばしお茶の時間。
敷地内にまだ既存建屋が存置しており、敷地全体の半分しか工事エリアとして使えないため、
クレーン車は既存建屋と道路との間の狭い駐車スペースしかない。
なおかつ、前面道路側には電線が何本も走っているので、
クレーンの運転も電線に気をつけながら。
おまけにクレーンに一番近いところの建物東南の角部分に通し柱が来るので、
この柱もクレーンの動きの邪魔をする(苦笑)。
上の電線と下の通し柱をかわしながらのクレーン操作はなかなか至難の業・・・。
そんなことを大工さんたちみんなでお茶を飲みながら話しをしていると、
一人の大工さんから「やるしかねーんだよ!」と声がかかる。
いかなる状況でも前に進もうとするエネルギーが必要なのは、どんな仕事でも共通すること。
ボクはこういう、考えるよりまず前に進もうとする人が好き。
3時頃、再度現場に行くと、2階の桁、梁までは終わっており、
残りは屋根を支える小屋組のみ。小屋束を建て、梁と緊結させるために、
鎹(=カスガイ、子はカスガイのカスガイです。うちなんてまさにこれ・・・(笑))を打ち、
母屋を載せ、これから垂木をかけて、野地板を貼るところ。
その野地板の合板を吊り込んでいるところ。
電線と建物の隙間で吊り込んでいる様子が分かると思う。
建築の現場はこうやって、一日一日地道な作業の積み重ねで出来上がっていく、
どんなに暑かろうとも、寒かろうとも。
今日、現場で嬉しかったことは、現場に隣接する保育施設の子どもたちが窓越しに、
「がんばって~♪♪♪」と応援してくれた事。モノをつくる人の大変さは子どもたちにも伝わるらしい。
人間って誰でも応援されたり評価されたりすると素直に嬉しいもの。
もし、これからまったく見知らぬ現場をたまたま通った時には、
「お疲れさまでーす」とか「おっきい家ですねー」とか何でも良いので、
一声かけてあげようと思う。
見和S邸は、8月2日大安吉日に上棟式を迎える。
投稿情報: 20:35 カテゴリー: 見和S邸 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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双葉台の現場ではサッシの取り付け、電気のコンセントやスイッチのボックスを取付中。
リビングのサッシは1間フルオープンのサッシを2つ付けている。
2間フルオープンとはいかないが、これでもかなりの開放感。
アルミサッシで2間フルオープンになるものは引き込みでは無いので、
無理して2間開けるより実用的な開口部になると思う。
この先の外部はウッドデッキが連続する。
投稿情報: 23:09 カテゴリー: 双葉台M邸 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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青柳町の建設技術研修センターにて行われた「長期優良住宅に関する技術講習会」。
長期優良住宅とは、簡単に言えば、
「しっかりした住宅をつくって手入れしながら長く住める住宅」
それを国が基準化し、その基準に合う住宅には一定の補助金(100万円)出すという制度。
あくまで補助金なので、実際に基準に合う住宅をつくれば補助金以上にコストがかかる。
補助金なので当たり前の話し。
しかし、そもそも日本の住まいは昔は結構長期優良な住まいだったはずで、
それを短期しか住めない劣悪な住まいをつくり出したのは、一体どこのどいつだよ、
という気持ちはあるが、もし本当に基準に合わせることで、
今の住まいがより長く、手入れしながら住み続けられるようになるなら、
それは設計屋としても大歓迎な訳なので、今日はその掴みだけでもと思い講習会に参加した。
審査項目は10項目あるのだが、その中で意外だったのは「維持保全計画」の義務化。
構造躯体や屋根、外壁、設備など、部位ごとに30年間の点検項目と点検時期、
更新内容などを記載して申請するようになっている。
本来は自分で住む家なんだから、他に申請するまでもなく、
維持保全は自分で責任持つべきだが、ここまでしっかり書かされると、
維持管理の意識は必然的に向上していくはず。
設計するからには施主やその家族に、
いつまでも愛着を持ち続けてもらえるような住まいを設計しているつもりだが、
こういう制度を使うまでもなく、これからはもっと維持保全の事も考慮して、
設計を進めていきたい。
朝一で大みか町に新築するA邸の打合せ。
土地の関係で請負は地元の名匠建設さんに決定しているので、事前に先方の仕様や、
長期優良住宅の補助金を受ける場合のコストなどの摺り合わせをする。
今までも建築条件付きの土地を買って、土地の売り主の工務店が請け負うところに、
ボクが設計監理をするケースがあったので、問題なく進むはず。
施主が最も望むことは、
ボクと工務店がそれぞれの領域でそれぞれの役割をしっかり果たすこと。
その上で、現場がスムーズに運営出来るようにお互い協力することになる。
そうして出来上がった住まいは必ず施主の満足のいく住まいになると思う。
一通り打合せをした後、敷地南側に施工中の現場が上棟したらしいので、
市役所に行く前に立ち寄る。
南側に総2階の住まいが建つので実日照には十分配慮したいところ。
敷地は十分な広さがあるので、問題ないと思われるが、
念のため日影ソフトでチェックが必要。
接道条件も良く、東側道路は幅員4m、北側道路は幅員12mあり、
ずいぶん目立つロケーション。
竣工後はストーカーまがいの通行人や運転手にガン見されることになるはずなので(笑)、
プライバシーにも十分配慮が必要になる。
投稿情報: 19:32 カテゴリー: 大みか町A邸 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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今年もいよいよ次の日曜日が一級建築士・学科試験。
それが終わるとすぐに製図試験への講義がスタートするので、
10月11日の製図試験までの間、例年通り、日曜日が終日講師業となり、
打合せが一切出来なくなります。
講義の予定としては、
0.8/2(午後~)
1.8/9(終日)
2.8/23(終日)
3.8/30(終日)
4.9/6(終日)
5.9/13(終日)
6.9/20(終日)
7.9/23(終日)
8.9/27(終日)
9.10/1(夜間)
10.10/4(終日)
11.10/6(夜間)
12.10/7(夜間)
13.10/8(夜間)
この他、週に一度くらい夜間の教室対応が入ります。
今までと違って、今年はスタッフもいるので、仕事の進捗には全く影響ありませんが、
多少、ボクの動きに制約が出るときもあるので、
関係者の皆様には、何卒ご理解を。
投稿情報: 04:56 カテゴリー: 06.非常勤講師 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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所用でM邸に行くと、雨で良い感じに杉板のアプローチデッキが濡れている。
そういや今までやたらと空の綺麗な写真が多かったような気がするが、
こうして見ると雨の似合う風景の中に良く馴染んでいる。
~オープンハウスのご案内~
「湯崎M邸-大きな屋根の下で暮らす住まい」
設計:宇津建築設計事務所 施工:(有)柳橋建設
日時:8月22日(土)11:00~16:00
場所:笠間市湯崎
緩やかな大屋根が印象的な住まいです。
間口が狭く、南北に細長い敷地に、
そこにあえて、敷地北側にある桜並木に向かって開いた住まいを創りました。
北側に配置されたキッチンに立つと、窓からは桜並木が見え、
室内へはLD、和室、玄関、2階デスクスペースまで視線がつながります。
外部仕上は杉板貼りと漆喰、内部は床を杉板、壁は漆喰塗り、
構造も木造軸組工法(真壁)という一昔前にはどこにでも見られた材料、工法を使いながら、
それでもけして古臭くなくモダンさを感じる木の住まいです。
詳しくはblogの「湯崎M邸」をご覧下さい。
引越し後のオープンハウスでもあるため、予約制とさせて頂きます。
ご了承ください。
当日はプランなどが記載されている資料を配付いたします。
申し込みはボク宛にメールかFAXでお願いします。
[email protected] または 0296-72-7690(FAX)
連絡に際しては、住所、氏名、電話番号、参加人数のご明記をお願いします。
追ってこちらから案内図を送付します。
投稿情報: 11:07 カテゴリー: 湯崎M邸 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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