U邸に来たことのある人にはお馴染みの、通称部室ロッカー。
水回りや寝室の前室・廊下に備え付けられた家族人数分のクローゼットの様子が、
何となく学生時代の部室のロッカーのような雰囲気なのでそう呼んでいる。
こうする事で廊下が機能を持ち、単なる通過空間ではなくなるので、
使い勝手上は機能的になり、面積的にも合理的になる。
住宅に限らず、建築のプランニングをするとき、まずは機能的、合理的なプランを作って、
そこから少しずつ崩したり、意外な部分を作ったりするようにしている。
その時大事なことは、固定的な価値観に拘らない事。
意外に無意識のうちに今までの自分の体験した空間を「正」と信じて、
プランが動かなくなる事が多いので。
プランニングを決定するのは・・・、優先順位だと思う。
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