宇津建築設計事務所blog－公式ブログのバックアップ用サイト

平須町K邸－木工事完了

夕方、K邸の現場で打合せ。間違ってスタジオへ行ってしまい大遅刻・・・。

ちょうど今日、木工事が終わったとの事で、大工さんが引き上げるところ。

年末年始を挟んで、上棟からちょうど2ヶ月。

残り1ヶ月で仕上げや設備を終わらせ、最後に薪ストーブが3月に入る予定。

　

　

平須町K邸－足場解体

午前中、平須町の現場で施主打合せ。

外部足場がバラされて、スッきりとした外観が見えるようになった。

まだ煙突を伸ばしていなかったり、玄関の庇が無かったりするが、

予定より早めに外回りは完了した。

 

打合せでは、クロスやタタミ、シャワーカーテン、玄関タイルの色などをどうするか、

インターホンの取付位置、南側の大きなサッシのブラインド、エアコンの取付、

家具の扉の色変更、その他棚板の枚数など細部まで現場で確認。

 

工事の進捗としては2月いっぱいくらいで完了する予定なので、

3月初めにはオープンハウスが出来ると思う。

　

　

平須町K邸－階段製作中

造作が佳境の中、階段を製作中。

リビング上部の吹き抜けの中をゆったりと昇っていく感じで、

段板とササラ桁は集成材、手摺はスチールで軽めに作る。

 

足だけ登場は製作担当の大工さん。

2階にいるもう一人の大工さんに、厚さ60mmのゴっついササラ桁を受け渡すために、

一人でそのササラ桁を持ち上げている・・・。

ボクが真似したら間違いなくぎっくり腰再発・・・（苦笑）。

　

　

平須町K邸－外部検査

外部足場を外す前に、最終の外部検査。

住宅の外部コーキングとしては、今まで見た現場の中でベストの出来映え。

どうしても、止水する事を優先するあまり、

コーキングを盛りすぎる傾向はどこの現場でも見られる事だが、ここのコーキングは出色。

たかがコーキングなのだが、外部の仕上がり具合の見栄えに意外と影響するので、

監督さんに聞くと、ほぼ葵建設工業専属に近い職人さんらしいが、

是非、うちの事務所の現場でも専任として・・・（笑）。

　

　

平須町K邸－外壁貼り完了

外壁貼りは年末に完了。

イメージ通りのすっきりとした仕上がり。

来週、残りのコーキングと玄関の庇が終われば足場が取れる予定。

 

内部では既に建具の枠、造作家具なども始まっている。

 

 

平須町K邸－外壁貼り

昨日から外壁貼り。外壁はウベボード（株）のウベボードライト。厚さ12mm。

以前、サイディングは12mmから認定品があったが、今は国交省が勝手に14mmにしたので、

正式名称は「軽量外装ボード」。

しかし、防火構造にも認定されているので、性能上は全く問題無し。

しかも、12mmで金具工法があったり、

パッチもん全開のタイル調やレンガ調、板貼り調などの他に、

全く柄の無いフラットの「塗装品」があるのがうれしい。

他の大手外壁材メーカーでは無塗装品しかないので。

 

今回使っているのは「フラット溝無し・ホワイト・横貼り」。色々種類はあるが、

使えるのはこれだけ・・・。

こういうシンプルな材料を使うポイントは建物全体をシンプルにする事。

というか、そもそもシンプルな形状の建物にはそれに見合った材料があるはずで、

そういう意味ではK邸にベストマッチな外壁材。

早く足場を外した姿を見てみたい。

　

　

平須町K邸－天井下地

順調に工事が進んでいる。

天井下地の野縁は8割がた終了、外壁下地の胴縁、ユニットバスの取り付けが終わり、

電気の配線も始まっている。

これだけ順調なのは、監督さんの段取りが良いのか、大工さんの手際が良いのか、

それとも設計が良いのか（笑）・・・。

このペースで進めば3月半ばとは言わず、もう少し早く竣工出来そうなので、

オープンハウスも2、3回出来そうだ（笑）。

　

　

平須町K邸－煙突取り付け

平須の現場では昨日煙突を取り付けたので、施工状況の確認。

吹き抜けの中を煙突が立ち上がっていく。

背面は2間の大きなサッシなので、サッシ越しに外からも煙突が見えてくる。

見えるようにしたのは、屋根の勾配が緩く、近くからは煙突が見えないため。

やっぱり・・・煙突は見えた方が良い(笑)。

　

　

平須町K邸－ルーフィング貼り

明日の午後にストーブの煙突を付ける工事に入るため、

今日は屋根にルーフィング貼りと煙突が付くところの枠抜き。

ルーフィング廻りの水切りの状況を確認するのに屋根に登ると、きれいな青空・・・。

勾配が緩い屋根にはつい登りたくなる(笑)。

午後には煙突取り付け部分を除いて屋根の貼り終えているはずなので、

予報通り天気が悪くなければ、明日の夕方には煙突が付く。

　

　

平須町K邸－上棟

朝まで降っていた雨もなんとかあがり、予定通り大安吉日の本日15時より、

K邸の上棟式が執り行われた。

通常は2階の床で上棟式を行うことが多いが、今日は久しぶりに屋根に上がっての式。

無事屋根の野地板まで貼り終えた上、屋根の勾配が緩くて怖さがないので、

気持ちよく屋根に上がることになった。やっぱり屋根の上の方が上棟式らしくて良い。

 

ボクが現場に行ったのが上棟式直前だったので、

終わってからじっくりと建て方の状況を確認すると、

1フロア4間×4間、延床30坪弱のコンパクトな住まいとは思えない広がり・・・。

それはボクだけの感覚では無いようで、現場にいた人はみな、

「この吹抜はいいねぇ」と口を揃える。大きく暮らせる小さな住まいと言ったところか。

買った時しか使わないようなモノを買い貯め、家中モノにあふれ、

それらの、たいしてゴミと変わらないようなモノを収納するために家を大きくし、

結果的に、大きな家にせせこましく暮らすより、ずっとエコロジーな住まいだと思う。

何も2000万円払ってゴミ箱を作る必要はない・・・。

 

ただ、考えていた以上に吹抜が大きかったので(苦笑)、

現場で監督さんにシーリングファンの追加の見積をお願いする。

薪ストーブの暖気を少しでも下に下ろしたいので。

 水曜日には屋根のアスファルトルーフィングも貼り終えるとの事なので、

週末か来週早々には、この現場にも煙突がつく予定。

 

本日は、上棟おめでとうございます。