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双葉台M邸－引き渡し

11月27日、午後からＭ邸の引き渡し。書類上は大安の24日が引き渡しだが(苦笑)。

玄関の土間にデファイアント。遮熱板はシンプルに鉄板を屏風状に立てている。

デファイアントのデザインは比較的濃いめなので、

どうやって住まいのテイストと合わせるか悩ましいのだが、

こうするとすっきり納まった感じがする。

ＬＤＫに置かれた4ｍのダイニングテーブル。掘りごたつのように床に座って生活する。

床は30mmの無垢の杉板なので、そのまま座っても全く冷たい感じはしない。

キッチンの奥には大きめのパントリーがあり、キッチン廻りのものが全て収納される。

ＬＤＫから玄関方向を見たところ。

スリットの開口部から薪ストーブの炎が見えるようになっている。

階段はＬＤＫ経由。

階段からＬＤＫを見下ろしたところ。

子ども専用の椅子がかわいらしい。

大壁の和室。奥に嫁入り道具の桐の箪笥が置かれる予定。

天井はシナ合板の目透かし貼り、タタミは縁無しをグリッド貼り、

障子の代わりにプリーツスクリーンをつけている。

2階子ども室スペース。今のところはフリースペースだが、

ロフトは3つに個割してあるので寝る事は可能。

階段室は板貼り。

玄関上部、2階にサニタリールームを設けている。

煙突が部屋を暖めてくれ、ホスクリーンを付けているので、

洗濯物も干せるようになっている。下着やタオルなどの収納も確保している。

 

日曜日の引越後にも多少の手直しがあるが、

その他は予定通り終了し、設備関係の取扱い説明を終えて無事修了。

 

土地探しからスタートしたので、ボクへ相談依頼のメールが初めて届いたのが2008年6月末。

もう1年半近くになる。当時はまだ1歳にもならない女の子も、

今ではすっかりお喋りになり、かわいらしさも倍増(笑)。

これからも少しずつこの住まいに手を加えながら、

家族とともに楽しく暮らしていってください。

本日はおめでとうございます。

　

　

双葉台M邸－竣工間近

薪ストーブ背面の遮熱用鉄板を作るのに現場へ採寸に行く。

ストーブの中心と給気口のずれの寸法や、給気口の高さなどを採寸し、

週明けに鉄骨屋さんに製作してもらう。

その他、仕上がりの良くないところがまだ無いかどうか見ておく。

2階の将来子ども部屋になるスペース。

当面はまだまだ子どもたちも個室を持つほどでないので、

フリースペースにしている。柱と梁に沿って合板を入れれば個室になる仕組み。

1人当たりのスペースは3帖だが、別に個室ごとにロフトがあるので大きさは十分。

　

まだ少し残工事と手直しがあるので、来週早めに完了したいと思う。

　

　

G・K・M・S・・・

朝からずっと外出の一日・・・。

10時から東大野で打合せ。須藤電機さんとエアコンの配管の調整をする。

難しい所を配管することになったが、いつも通り手際よく作業してくれる。さすが須藤さん。

ダイニングには既に床暖房も貼り終えている。後はキッチンの足下のみ。

床暖房はフィルム式の「ぽから」。箱に入っている薄いフィルム状のものがそれ。

薪ストーブを入れた上に床暖房が入っているのでさぞかし暖かいはず。

後から柳橋社長が来たので、3月から始まる工事のオファーを出す。

ぶつぶつ言っていたのでOKと言う事だと思う(笑)。

　

11時半から平須町で配筋検査。

いつも通り、なんてことはなく終了。11/30には上棟式の予定。

 

12時過ぎに三の丸の法務局へ。

 

13時からTOTOシュールーム。平須町の設備打合せ。

 

14時、双葉台。ファイヤーワークスさんが薪ストーブの取り付けに来るはずが、

午前中の作業に手間取り遅れてくる・・・。

まだまだ取り付けまでに時間がかかりそうだったので、

一旦見和の現場へ。

 

ストーブの取り付け終了。

VCのデファイアント。アンコールよりワンサイズ上の機種だが、

水戸で買うよりはるかに安い(笑)。

それにしても、ネスターももちろん暖かいが、こっちは・・・暑いくらい。

天板の温度が300℃になるのだから当然そのくらい暖かい。

取り付け終了後、何故かストーブの前で前崎棟梁と黒澤大工、ボクの3人で記念撮影(笑)。

須藤さんがいなかったのが残念(笑)。

 

その後、安心確認検査機構、ASJ水戸スタジオへ行き、

最後に、某豪邸へお宅拝見に行く・・・。

　

　

双葉台M邸－外構工事

今日から外構の駐車場の土間コン打ちなので朝一で基礎屋さんと打合せ。

内部は家具の扉などを付けるのみ。16日には薪ストーブも取り付けられる。

 

奥の黒い部分は塗装で仕上げてあるのだが、

どうも塗りむらが目立ってしまうので、サトウさんと相談の上、

クロスに変更することに。黒いクロスは無さそうなのでダークブラウンあたりか。

念のためもう一度、パネル系で色が無いか、確認する。

　

　　

双葉台M邸－外回り完了

今日は朝一で双葉台。

外回りは外構以外はほぼ完了し、あとは内部の建具屋さんくらい。

玄関のモルタル塗りが終わったので、

これからいよいよ・・・薪ストーブ設置。

　

　

双葉台M邸－家具工事

内部の大工さんの仕事がほぼ完了した。

厚さ30mmの杉の床板に座る生活スタイルを提案し、

その生活の中心に来るのがこのDKテーブル。長さ4ｍある。

女の子たちが家事のお手伝いをしたり、

食事の用意をしている横でご主人がビールを飲んでいたり(笑)、

ご飯食べ終わってごろんと横になってテレビを見たり(笑)、

柔らかい杉板でしか出来ない生活だと思う。

実際生活を始めれば、多少キッチンの上などにはモノが常駐したり、

テレビ廻りにも色々とモノが置かれるが、

出来るだけ片付けしやすいようにキッチンの裏のパントリーは大きめに作ってある。

　

　

双葉台M邸－ヒノキ風呂

ハーフユニットのヒノキ風呂がほぼ完成。

いちおうユニットバスだが、FRPは下半分。メーカーはTOTO。

上半分の仕上げが自由に変えられるので、選んだのはもちろんヒノキ。香りが違う・・・。

毎日、こんな香りの良い風呂に入れるなんて、一番贅沢な風呂かもしれない。

 

乾燥には気を使わないといけないので、窓は大きめのジャロジーにして、

一日の最後に入った人は窓を全開にしてもらわないといけないし、

鏡をつけると鏡の裏側が乾燥しにくく、当然カビの発生源になるので、

鏡もつけられないし、デザインは素っ気ないモノしか無いし、

さすがのヒノキだって長年使っていれば少しずつ黒ずんでくるだろうし、

と、色々と不都合な部分もあるが、それを差し引いてもお釣りが来る贅沢な風呂になった。

 

竣工後には、家族で一番風呂争いが起きるのは間違いないと思う(笑)。　

　

　

双葉台M邸－階段室

双葉台の現場も階段廻りに入っている。

壁の仕上げはプラスターだが、階段まわりのみ杉板貼り。

杉の羽目板の木目が美しい。

内部に木を使う場合には、よほど気をつけなければ野暮ったくなるので要注意。

 

内部の仕上げに関しては基本は出来るだけプレーンな仕上げが良い。

派手な仕上げや素材感の強すぎる素材は使わないようにしている。

やりすぎると、仕上げが住まいの主役になってしまうので。

　

　

双葉台M邸－天井

1階の天井を仕上げているところ。

シナベニヤの目透かし貼り。フィニッシュにクリア塗装をするともう少し濡れた感じになる。

最近は天井もクロスが多いと思うが、

床が白っぽい時にはベニヤのような軽い木系、

湯崎のような天井が高い場合は杉板などの無垢板系、

床が黒ぽい時は天井も壁と同じ白系と、ボクの頭の中では使い分けられている。

 

仕上げを施主と話し合う時、

施主の頭の中に雑誌や展示場で見て気に入った仕上げが有る場合が多く、

それを使いたいと言われるのだが、住まい全体の統合感と、

それらの要望のバランスが難しいところ。

ただ、出来てみると違和感の無い場合が殆どで、

全体が統合されていれば、部分的にトーンの変化があったり、

全く色味が異なったりしても良いと思う。

　

　

双葉台M邸－階段見上げ

今日は打合せが4件。というと・・・、

すごく忙しそうだが、ボクとしてはどってことないペースで、全然余裕。

なんせ若い頃の鍛えられ方がハンパじゃないので(苦笑)。

当時はきつい仕事だったが、今思うとあの厳しさが有り難い。

 

田彦と見和の打合せが終わり双葉台の現場へ。

階段上部の天井が貼られている。Ｍ邸は階段廻りを杉板貼りにしているので、

天井も杉板。ちょうど大きめの梁が出てくるので、2階の廊下とも縁を切りやすい。

杉板の柔らかい表情は床より天井や壁に合っているのかもしれない。