先週の土曜日、8月18日に開催された「第17回笠間のまつり」
例年通り、稲荷町もねぶたを出しました。
今年のテーマは「西遊記」です。
(稲荷町というのは笠間稲荷周辺の町内ではなく、
ボクの事務所のある笠間駅前の町内のこと)
このまつりにねぶたを出すために稲荷町の有志が集まって、
毎年6月から週に2,3日、夜の2,3時間ずつ作業します。
8月になるとほぼ毎日準備に追われます。
皆仕事が終わってから夜遅くまでの作業になるので、結構しんどいです(苦笑)。
笠間のまつりには扇ねぶた他、何体もねぶたが出されますが、
町内の有志が集まってねぶたを作っているのは
稲荷町だけだと思います。他は学校や会社などなど・・・。
写真は今日のいばらき新聞19面です。
数少ない町内のねぶたなので新聞に出ているのでしょう。
写真に見える「稲青」というのは稲青倶楽部と言って、
稲荷町の青年部みたいな集まりのことです。
ねぶたは稲青倶楽部が中心になって子供会や稲荷町振興会などが
協力して製作しています。
もちろん製作するには費用が掛かります。
笠間市から補助金も出ますが、
多くは町内の方々からのご協力によるものです。
他の町内からみたら、
よく稲荷町は毎年ねぶたを出せるなぁと思われるかもしれません。
確かに稲荷町には町内に工務店あり、内装屋さんあり、
設計事務所あり(←全然役に立ってません(苦笑))、
多少モノを作るのが得意な人がいることは事実ですが、
やはりたくさんの有志が集まるエネルギー源が何かあるんでしょう。
最大のエネルギー源は、
「こどもたちを楽しませたい」という気持ちなのかもしれません。
ボクたちのころに比べたら勿論少ないのですが、
それでも稲荷町は子どもの数が多いと思います。
自分が子どもの頃、祭りやキャンプ、野球大会など、
色んなイベントがありました。
子どもの時は全く気がついていませんでしたが、
それらのイベントの準備は、
全て当時の大人たちがやってくれていたことは間違いありません。
だったら今度は今の子どもたちが楽しめるようにしてあげたい。
そんな気持ちなんじゃないかなぁと思います。
そうすることで、今の子どもたちが大人になったとき、
次の世代のために少し骨を折ってやろうか、
という気持ちになるんだと思います。
まちはそうすること以外、元気が続いていかないと思います。
子どもたちが元気に遊ぶまちって楽しそうでいいですよね。
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