K邸は階段を造作中。
内部の壁仕上げは、1階は真っ白のカルシウムペイント塗り、
2階は、寝室は同様にペイントするが、
こどもたちの大部屋はOSB貼りなので、
その間をつなぐ階段室の壁をどうするか・・・???
悩んだ末、外壁を同様に板貼りにすることにした。
白っぽい壁から板貼りの階段を上がるとざっくりしたOSBの壁が現れる。
ただし、板貼りは階段の2階手摺壁までの高さで、
上がりきった時にOSBの壁の中に囲われた感じがするように・・・。
板貼りの色味は濃いめの塗装で仕上げる予定。
こんなストーリーで仕上げを考えたが、
今のところはおかしな感じがしていないので、ひとまず安心。
仕上げを変えるということは、単に材料を変えるという事ではなく、
空間と空間の繋がりを考えるということ。
面と面で仕上げを変えるのか、ボリュームごとに仕上げを変えるのか、
大きな空間の中に小さな空間が入り込むように入れ子にするのか・・・。
仕上げを決定するのにも、しっかりしたコンセプトがあるのと、無いのでは、
出来映えが大きく変わると思う。
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