宇津建築設計事務所blog－公式ブログのバックアップ用サイト

東大野G邸－外構工事とお宅拝見

夕方、城東の日建学院に行く前に、東大野に立ち寄る。

毎週日曜と水曜の17時半から1時間程度、日建学院の一級・学科に時間を取られるのが、

最近はなかなか厳しい状況・・・。

 

外では外構工事の途中。道路際のRC塀が出来上がり、

これから駐車場の土間コンクリートを打設するところ。

土間コンが出来上がると、ようやく工事も完了となる。

 

今日東大野へ行った目的は、外構の状況確認ではなく、

スキフロ2のご家族にG邸を見て頂くため。

内部の説明は、ボクがするより実際に住んでいる方から聞いた方が、

聞く方もリアリティを感じられるはずなので、ほとんどG邸ご夫婦にお任せ・・・。

お二人とも説明の練習をしたのか？と思うほど、説明っぷりが板に付いており、

水回りの使い勝手やら動線、材料選定、設計の進み方に至るまで、

たっぷりと説明して頂いたので、聞く方はかなりイメージが膨らんだはず。

ただ、あまり膨らみすぎると予算も膨らむので心配なのだが・・・。

 

ボクはというと、リビングで子どもたちと遊んでいただけなので、

仕事で行ったんだか遊びに行ったんだか分からない（笑）。

とりあえず・・・、庭に太い玉切り済みの薪があったので、

明日それを少しもらって薪割り機の能力確認をする事になった。

　

　

東大野G邸－外構工事中

いつもだと、水曜日のお昼からは水戸日建工科の講義が入っているのだが、

2年生は先週の土曜日卒業式だったので、今日は15時から1年生の住環境の講義のみ。

ということで、城東からすぐ近くの、東大野と田彦の現場へ・・・。

 

東大野は現在外構工事中。

今年の冬は関東地方にしては晴れの日が少ないので、

なかなか工事が進まない・・・。

ようやく道路沿いのRC打ち放しの壁が完了。

アプローチはパーゴラや御影石の敷石、杉板の特大門扉が完成し、

あとは表札、ポスト、インターホンの取付、アプローチ正面のシンボルツリーなど・・・。

杉板の門扉は雨掛かりのあるところに設置しているので、

当然、定期的にメンテナンスが必要になる。

 

一般的には、メンテナンスに手間やお金が極力かからないように設計する事にしているが、

このG邸もそうだが、商売道具としても自分の住まいを使う場合は、

メンテナンスの費用対効果があるかどうかも、判断基準になると思う。

　

　

東大野G邸－家具選び

久しぶりのG邸。残工事も進み、来週から外構工事に入る。

今日はダイニングに使う椅子の検査（笑）。

テーブルは柳橋建設製作のタモのテーブル。長さ2,100mmの特大テーブル。

基本的に全て特大になる、G邸の場合（笑）。

椅子は小泉誠デザインのUUチェア。

非常に座り心地が良く、デザインもきれいでなおかつ軽いのでグッドチョイス。

 

手前3脚はレザー黒、奥3脚はウッドノート黒3脚という配置になっているが、

問題は・・・頼んだウッドノート黒が生地のサンプルとは全然色が違って、

黒というより茶色だった事で、手前のレザーとかなり質感、色味が異なっている。

ホームシックの担当もサンプルとずいぶん違う事は認識出来ているようなので、

交換してもいいらしく、そのあたりをどうすべきか相談に乗ってくれと電話があったので、

夕方、日建学院に行く前に急遽訪問となった。

 

ボクとしては・・・必然性の無い限り椅子のデザイン、色を半々にするのはNGかな？と思うので、

どちらの色、素材感でも良い感じになると思うが、6脚全て同じにする事をお薦めした。

それにしても良い椅子はやっぱり座り心地が良い・・・。

　

　

東大野G邸－外構打合せ

学校の講義の後、夕方から東大野で外構の打合せ。

外は非常に寒かったが、中に入るとふわっとした暖かさ・・・。

てっきりストーブを焚いているのだと思ったら、日中の日差しの暖かさが残っていると言う。

ブラインドに隠れてしまっているが、2間フルオープンの木製建具が入っているので、

昼間は燦々と日が入ってくるのだろう。

 

それにしても、白いインテリアに真っ赤なポインセチアとキャノンデールがよく似合っている。

キャノンデールの置き場所としてはこの階段下はベストポジションだと思う。

ボクの想像していなかったポジションに置かれてしまった・・・。

 

この写真を見るといかにもスキ～っとしているように見えるが、

実際は自転車の横に洗濯モノの角ハンガーが置いてあったので、

勝手にどかして撮った写真（笑）。

早いとこ、外構の物干しを作らないといけない（笑）。

　

　

東大野G邸－キッチンスタジオ

キッチン。料理教室をするのにふさわしい、スタジオ・・・という佇まい。

キッチントップの大きさは2,600×1,100で、素材はADVANのコーリーライト。

とくかく大きい・・・。普通の家庭での使用だけだったら、ここまでの大きさは不要（笑）。

 

背面は収納。

「引き戸はデコボコして見えるから、フラットなデザインで。

かつ、開けた時に手前に扉が出てきて仕事の邪魔にならないように」

こんな難題をリクエストされて（笑）、実現した収納扉。

要望通り、フラットでかつ全て扉も収納可能にしてある。

仕掛けは・・・オープンハウスまで内緒（笑）。

こんなキッチンだと水栓も外国製・・・かと思われるが、KAKUDAIというマイナーメーカー（笑）。

 

実は・・・、食洗機の取り付けが明日のため、まだ未完成。

なんせASKOなので、メーカーでないと取り付け不可能（苦笑）。

　

　

東大野G邸－ストーブ設置

ストーブが入った。

機種はPECAN（ピキャン）のMEGA。

暖房能力が30,000kcal/hという、あまり住宅では使わない大きなストーブ。

ちなみにアンコールは約12,000、デファイアントで約14,000kcalくらいで、

日本国内に流通している薪ストーブでは最大能力。まさにMEGA。

デザインはいたってシンプル・・・。操作もシンプル、内部もシンプルで、

空気調整は左上側面の丸い取っ手を押したり引いたりするだけ。

ただ前面のガラス扉の下部に灰やオキなどが床に落ちないように、

L型の断面をした受け材が付いているところが優れモノ。

 

ストーブのデザインがこれだけシンプルだと、

建築側のストーブまわりのデザインも極力シンプルにしないと合わないので、

床はダイニングのタイルのまま、壁の遮熱板は壁からも床からも浮かせて、

まるでストーブの付属品のような遮熱板にしたつもり。

 

取り付け後には早速慣らし運転・・・。やはり火が入ると子どもたちも大喜び。

ちなみにママはクリスマスでも料理教室の講師業なので（苦笑）、

このあとは、男二人で火を肴にしてビール片手にしばし談笑・・・。

　

　

東大野G邸－床タイル貼り

昨日からＬＤＫのタイルが始まっている。

まだ周りの半端が出るところを貼っていないので、

写真だとなんとなく木の巾木が回っているように見えるが、巾木ももちろん白。

これから細かなところを貼るのだが、引き渡しは28日・・・。

　

　

東大野G邸－追い込み

珍しく打合せのない土曜日。となると、まず行くのは東大野・・・。

タイル屋さん、電気屋さん、建具屋さん、塗装屋さん、

ブラインドの取り付けに山新さん、それから施主も何やら作業しており（笑）、

寒さ厳しい中、現場は大にぎわい。

ボクの方は柳橋建設の社長と年内の残工事や手直しの再確認して終了・・・。

伊勢屋のお団子、ご馳走様でした。　

　

　

東大野G邸－3回目の外壁塗装

 外壁の最後の一塗りが終了。

2ヶ月間放置されていたので、思ったよりキシラの吸い込みが良く、

作業場で2回塗った時よりも、はるかにきれいに仕上がり、まさに黒の家。

明日からは設備屋さんや電気屋さん、その他もろもろの工事関係者が集合し、

外は車を止めるスペースも無いほど賑やかな現場になるはず（苦笑）。

　

　

東大野G邸－アイランドキッチン製作中

柳橋建設の作業場ではアイランドキッチンの台を製作中なので、

外国製の食洗機が入るところの寸法や配管スペースの穴開けの確認などをしておく。

芯材として使っているのは白のポリ合板で、

表面材にアイカのメラミン化粧板の梨地・オフホワイトを貼っている。

あとは側板の小口処理して完成。

キッチン天板はアイカのコーリーライトで製作し、

こっちも色は真っ白でその名もイタリアンネオホワイト。

人造大理石っぽいツブツブ感がないマットな真っ白で、

何よりも名前がカッコ良くボク好み(笑)。もちろんカリスマ講師好み(笑)。

 

写真の奥に見える作業場に置かれているバカでかい機械は、

柳橋建設に最近導入されたパネル専用カッター。

造作家具に使うシナランバーコアやポリ合板は全てこの機械で寸分狂わぬ寸法で、

なおかつきっちり矩を出してカットしてくれる。

今日は子ども室の抽出付きのベッドに使うシナランバーを大量にカットしていた。

こんな良い機械を買ってくれたので、これからバンバン家具をつくってもらいたい(笑)。