今週からは外壁のALC工事が始まっています。
ALCとは、オートクレーブド・ライトウェイト・コンクリート(autoclaved light weight concrete)の略で、
軽量気泡コンクリートといいます。
セメントに発泡剤を加えて高温高圧で養生成形したものです。
コンクリートは非常に堅固な素材ですが、その分重くて堅くて扱いにくい。
その欠点を解消した素材です。
中小の建築物には非常に良く仕様される材料で、住宅用のALCもあります。
素材の特性としては、気泡が入っている分、断熱性、吸音性に優れています。
ただ比較的柔らかい素材なので、ALCのパネルは必ず角に面取りが必要になり、
どうしても意匠的に線の鈍い感じが出てしまうため、
意匠設計者には好みの分かれる素材だと思います。
性能的にはコストパフォーマンスは高い材料なんですけどね。
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