宇津建築設計事務所blog－公式ブログのバックアップ用サイト

御茶園U邸－未完成見学会（苦笑）

ASJ水戸スタジオ主催の未完成見学会が行われたU邸。 水戸スタジオのイベントが今月初旬に行われた都合で、 月内に見学会を行いたいという要請もあり、 U邸なら工事が未済でもOKかと考え、今日の見学会となった。 施工をしているサンハウスさんには外部の足場は外してくれと伝えてあったが、 木曜・金曜の雨で厳しいかなぁと思っていたが、前日の午後、滑り込みセーフ（笑）。 綺麗に塗装された外観がようやくお披露目出来た。 板貼りの外観が人目を引くようで、中にいると外を歩く人や車からの視線を感じる（笑）。 U邸の周囲は白いモダンな家が多いのでなおさら・・・。 見学会の方は朝10時半スタートで合計約10組。 まだ土地を探している会員さんから、計画中、工事中の会員さん、 ご近所にお住まいの方から、遠方からも来ていただき、ありがとうございました。 見学して頂いた方みなさんからは、ありがたい高評価を頂いたが、 特に評価が高かったのが、 ・オープンな住空間 ・家族みんなが使うスペース優先のプラン ・機能的な家事動線 ・床面積に入らない床下収納やロフトの広さ といったところ。 意外に驚いたのが、板貼りの評価。みなさん木が本当に好きな方が多い。 それ以外では3帖の子ども部屋を見て、みなさんこれで十分と分かって頂けたのも良かった。 言葉だけではなかなか理解出来ないが、実物を見ると安心出来る。 そして今日から本燃焼に入った薪ストーブ。 朝7時に現場に行き（笑）、ストーブに火を入れておいたので、 8時過ぎにはストーブの温度も150℃を超え、良い感じに暖まっていた。 現場がまだ埃っぽいので塗装の養生シートを貼っていない1階の窓は開けていても、 2階は結構暖かかった。あれは驚き。そして炎が・・・綺麗・・・。 逆に、やはりロフトにサーキュレーターを置くくらいでちょうどいいくらい。 工事はなんとか年内に終わる予定で、年末ぎりぎりに外構も済ませるので、 次回、寒中の（笑）2月に見学会を行います。 その時は実際に照明や家具も入っており、今回とはかなり印象も変わるはずなので、 今回参加された方も、都合で参加できなかった方も、 是非見に来て頂ければと思います。 ストーブ使いの腕が上がっていれば（笑）、焼きたてのピザでも出したいところだが、 それが出来るかどうかは定かでない（笑）。

湯崎M邸－建て方1

上棟式を来週木曜日、12/4に控えているM邸。 通常は建て方を平日に済ませて、上棟式を土日の休日に行うが、 M邸の場合、施主の強い希望により（笑）、建て方を本日土曜日に行った。 言うまでもなく・・・、所用で午後抜けた以外、ずっと現場に（笑）。 風邪などひかれていなければ良いが・・・。 建て方は、今までの過程が一気に目の前に立ち上がるシーンで、 実際、見ていると本当に楽しい。自分の住まいとなれば尚更のハズ。 頭の中で描いてきたイメージが現実になる日であり、 一日ずっと眺めていたいという欲求は当たり前だと思う。 上棟式の日は会社を休みにしてでも、今日の建て方を見ておきたいという、 施主の住まいへの思い入れが伝わってくる。 いや、前から十分伝わっているが（笑）。 ボクは午後の打合せのため、現場を抜けてしまったので、 今日の出来高を見ていないが、予定通り建て方は終わったと、 大工に電話で聞いて一安心。あとは12/4、晴れてくれれば言うことなし。

湯崎M邸－建て方準備

明日、建て方に入る湯崎M邸。 午後から雨が上がったので、現場では明日の準備作業。 足場が組まれ、土台も敷かれ、柱や梁が搬入されている。 こんなに何本もの120×300の梁がある現場も珍しい（笑）。 土台の通りを合わせるのに、カケヤで土台を叩いている。 気持ち良い音が現場に響く・・・。カケヤの音は本当に気持ち良い。 普通は基礎段階では想像より小さく見えるのだが、 M邸は・・・大きい・・・。 明日は天気も一日晴れ。いよいよ上棟。 ※業務連絡 明日はとにかく暖かくしてきてください。 とにかく現場は冷えますので。

御茶園U邸－慣らし運転3

珍しく朝からU邸の現場。 昨日と一昨日でネスターマーティンの慣らしを2回行ったが、 日曜日にASJの会員さんたちに見てもらう時には通常運転にしたいので、 今日は朝と夕方の2回慣らす予定。 明日は湯崎M邸の建て方と双葉台M邸の打合せがあるので、 終わってから、一度通常運転を行うか・・・。 ストーブの足下に転がっているのは、慣らしに使っている外壁の端材(笑)。 慣らしではほぼ杉の端材を使っている。1回の慣らしで使う広葉樹の薪は1本(笑)。 さすがに板材であるのと、空気を絞らずに慣らしているので、薪の消耗は早い。 これからは、K邸とM邸の現場に行った時は角材を入手してこよう(笑)。 実際使ってみて感じるのは、やはりネスターの煙突は真っ直ぐでないと厳しいという事。 曲がっている煙突で空気の引きが弱いと、扉を開ける時、かなり気をつかうかもしれない。 U邸は専用の外気導入アダプターを付けているが、 実際これがどの程度働いているのか分からないので、 今度、アダプターの入り口を塞いで薪を焚いてみたい。 湯崎M邸のように外部の建具を水回りを除いて全て木建の場合は、 気密性が低いので(笑)、外気導入アダプターは不要のこと。

カテゴリー追加

7.住まいの情報に「薪ストーブ」のサブカテゴリーを追加。 今まで無かったのが不思議(笑)。 これからU邸のネスターマーティンのレポートをアップしていきます。

御茶園U邸－薪ストーブ設置

U邸にネスターマーティンS43が設置された。 前日にボクの知り合いの鉄工所から炉台の鉄板を搬入しておいたので、 今日は炉台も含めて設置作業を行った。 鉄板は6mm、外気導入用の100Φの穴空き、ツヤ消し黒の耐熱塗装込み、 大きさは1,000mm角で15,000円なり。ストーブ屋さんも驚きの低価格。 11時から現場で作業開始。 まずは本体を設置場所のそばへ搬入する。 U邸はスキップフロアでリビングも玄関から1mあがり。 そこを200㎏の本体を3人で運ぶのだから、プロはすごい（笑）。 それから設置位置の確認や、煙突のサポート箇所などを打合せしておいて、 ボクは午後から学校なので一旦中座。 17時に現場に戻ってくると、もう完成していた。 戻ってからは、取扱いの説明と第一回の慣らし運転。 慣らしは4，5回必要のこと。まだまだオーロラの炎は遠い。

湯崎M邸－ストーブ背面壁打設

今週土曜日に建て方を控えている湯崎M邸。 薪小屋の土間コンと薪ストーブの背面の腰壁に取りかかっている。 腰壁はコンクリート打ち放し。

湯崎M邸－基礎工事

型枠も外し基礎工事も残りわずか。 現場では今日は薪小屋の土間コンの枠と配筋を組んでいた。 土曜日にはこっちの土間コンも打設される。 本体の方はキッチンスタジアム（笑）の土間コンも終了。 温水配管を含む給排水の配管立ち上がりが見える。 本体の方は薪ストーブ背面の打ち放しの腰壁を残すのみ。 いよいよ来週末、29日には建て方工事に入る。

緑ヶ丘K邸－屋根工事

K邸の屋根工事がほぼ完了。 メンテナンスを考えガルバリウム鋼板を素地で使っている。 近くで見ると、ガルバの素地はギラついて好みが別れるが、 屋根で使う場合は、ほとんど気にならないレベル。 写真の屋根面のムラは板金屋さんの足跡(笑)。 よく、ガルバは夏暑いとか、雨の音がうるさいとか、錆びると言われるが、 その手の悪評は昔のトタンの話。 今のガルバリウム鋼板は瓦の耐久性と比較してなんら劣るところはないはず。 結局、ガルバを使うか、瓦を使うかは好みの問題で、 シャープにしたければガルバだろうし、 しっかり重量感を出したければ瓦を使えばいい。 どちらがどう優れているかなんて、今は関係ないと思う。

NPO法人BE-WORKS入会

以前から興味があったセルフビルドを支援するNPO法人BE-WORKS。 http://www.be-works.jp/ もしかしたら、be-worksを使えるかもしれない案件が出てきたので、 「be-h@usの本」なる書籍を購入しようとすると、 価格が3,000円だったので、それならいっそ、NPOに入会して、 入会金1万円払って、今後も色々情報もらった方がお得と考え、 入会の申し込みをした。入会すると本も貰える。 ボクは元々システム好きで、例え一戸建ての住宅でも、 ゾーニングや動線、架構などのシステムから考える。 勤めていた時に病院とか図書館とか、 システムをしっかり考えないといけない建築のプランニングを、 16年間積み上げてきた影響もあるのかもしれない。 木造建築の場合、まず架構を合理的に考えないといけない。 在来工法の場合、間取りを先に作れば、 後は成り行きで架構を組むことが出来るのだが、 それでは不合理な住居しか出来ない。 架構と空間は一体でありたい、 もっと架構を設計者がコントロールしたい、 そう考えていたので、このbe-worksに興味を持っていた。 実際にbe-worksで建てるかどうかわからないが、 可能性がある以上は、追求してみないと気が済まない。 システムの詳細がわかるようになれば、 またブログで報告したい。