11月末竣工目指して工事も急ピッチになってきたU邸。
内部の残課題の打合せを今日行った。
中では設備の配管工事も終わり、断熱材を張っている。
断熱材は通常通り100mmの充填断熱。薪ストーブを入れるので、
10㎏の断熱材でも十分暖かいはず。
打合せ前に外観の写真を1枚。杉板の下端も切り揃えられ、
後はバルコニーの手摺りの取り付けや、屋根廻りの破風の取り付け、
換気のベンドキャップ、仕上げの塗装くらい。
敷地が大きめで軒を大きく出すことが出来れば、
外壁の塗装も自然塗料である柿渋がお勧め。
http://www.kakishibu.com/
柿渋は雨に濡れると流れてしまうので、外壁用の柿渋ペイントを使用する。
農家の納屋などによく見られる、上部が漆喰、腰壁が板貼りの場合には、
柿渋に油を混ぜて塗装しているらしい。
U邸は軒が無いので、キシラデコールの予定。
色はマホガニーが第一候補だったが、
杉板が日に焼けてすごく良い感じの色になってきたので、
キシラ「やすらぎ」で木の色を活かすのも捨てがたい。
やすらぎの方が紫外線と水をはじいてくれるようだが、
実際どうなのか、塗装屋さんと相談して最終的に決定したい。