U邸の外壁の塗装工事が始まった。
外壁の杉板を貼った当初に比べると、
日に焼けてかなり良い感じの色になってきたのだが、
やはり杉板は杉らしく、赤みが掛かった色にしたかったので、
キシラデコールを現場で調合してもらうことに。
色の指定方法は、ボクが予め、現場にあった外壁材の余りに、
柿渋を塗ったものを作っておき、
それをサンプルにして塗装屋さんに色を出してもらう。
さすがプロ。完璧に同じ色を出す。
キシラで柿渋の色を出せと指示する設計屋も設計屋だが(苦笑)、
プロはなんてことなく色をだしてしまうんだから凄い。
左上の西側がうすく赤みが掛かった外壁。
大きな開口部のある南側の外壁を比べると、
写真でも若干色が付いているのが分かると思う。