今日は午後から馬渡に新築するK邸の初回プレゼンテーション。
提案のテーマとしては「家族と共に成長する住まい」
施主からの課題は、
・将来家族が増えた時にも住めるように
・外観はキューブ状の形で汚れが目立たない色に
・家族全員が寝られる寝室にしたい
・2階に子どもが遊べるスペースが欲しい 等々。
これを真っ正直にプランニングするとおそらく普通は40坪くらいになるはずだが、
ボクの提案は33坪。もちろん上記の課題は全てクリアした上で、
LDKは21帖、そしてアイランドキッチン&パントリー等を提案した。
こちらが道路、表側のパース。
住まいの建ち位置が南側道路から引きが無く、
むしろ住まいの北側にある既存建屋を解体すれば、そこが将来庭になるので、
南側のバルコニーには木製スクリーンを付け、
北側にLDKと連続する屋根の付いた土間を設けた結果、
LDKの南北に2間の開口部が取れ(パースでも1階の奥に大きな窓が見えると思う)、
日当たりも風通しも良く、外とのつながりも良いLDKが提案出来たと思う。
建築のプランニングは常に単純に、合理的に・・・、と勤めている時に学んできた。
これは住まいでも同じ事。課題が複雑であればあるほど、
よりシンプルな答えを探す作業を繰り返す・・・。
そして最もシンプルなプランがボクの提案する「答え」になる。
今回もそんな提案が出来て良かった。
こっちが模型。北側方向からの見え方。
最近、初回プレゼンの時の模型は必ず施主のお持ち帰りになる(笑)。
きっと家に帰って模型に穴が開くほど見て頂いていると思う(笑)。
施主にとって住まいを建てるのはとてもエネルギーの要る事なので、
そのエネルギーを持続してもらうためにも、模型を家に置いてもらう事にしている。
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