K邸の現場では建具の製作。大工さんが建具も作っているので確認に。
まったく問題なし。玄関の木製ドアと玄関からリビングに入る大型の引き戸を、
作業場で製作すれば内部は塗装とアイランドキッチンのみ。
アイランドキッチンのステンレスのワークトップの製作に時間がかかるので、
同時並行で下部の作業台を製作出来るように大工さんに図面で指示する。
大きさはU邸と同じだが、IHの位置やシンクを水切り板設置部分を考えてL型にするなど、
面白いトップになりそう。
写真はダイニングの下がり天井。
30帖強のワンルームLDKの天井に変化を与える杉板の天井。250下げてある。
照明器具はダウンライトを4つ、中央に寄せて配置し、
残りはライティングレールでアイランドの手元を照らす予定。
K邸の外壁はかなりダークなブラウンで、
しかもなかなか板貼りにペンキがのりにくいので、三度目の塗装。
さすがにめちゃめちゃキレイな仕上がり。
シルバーのガルバとのコントラストがより際だった。
手摺の格子も付いて、後は外の照明や金物を付けて終了。
今日は急遽、夕方から現場で施主打合せをお願いし、
アイランドキッチンのレイアウトや、外構、内部の塗装の確認。
連休中にもう一度打合せして頂き、確認事項も完了予定。
薪小屋も早く作らないと、来年の薪の準備が出来ない(笑)。
M邸の現場の後はその足でボクはK邸の現場へ行き、
スタッフは水戸市役所と水戸法務局。
K邸では設備屋さんと左官屋さん、前崎棟梁が作業中。
DK上の下がり天井も作り始まっていた。
K邸のインテリアは白と黒に近いダークブラウン。
すっきりとした白いインテリアとしながら、アクセントにダークブラウンを使う。
照明器具も出来るだけ天井に付けずに壁に付けてすっきりとさせつつ、
部分的に染色した杉板が白い天井から浮いているように見せる予定。
設備屋さんは外の雨水枡の設置や、浴室の排水溝の取り付け。
K邸の浴室はユニットでなくタイル貼りで、浴槽はTOTOラフィア据置。
浴槽を置く部分を50mm下げて下げた部分に排水溝を設けている。
いつもなら8時前には現場に来ている前崎棟梁が、
なぜか今日は8時半を過ぎても現場に来ない。
さすがに連日の外構工事は体にきているか・・・(苦笑)。
K邸の現場に行くと工程を書いたホワイトボードには、
中々厳しそうなスケジュールが書いてある。
そりゃ建具の製作や、内装のペンキ塗りまで自分でやろうとすれば厳しくなるはず(笑)。
でも、予算が厳しいので、出来るだけ自前でやりたいって事か。
内装は2階は終了。1階があと下がり天井くらい。
これが終われば、いよいよ例のアーティスト登場(笑)。
もともとなんでもかんでも3月末に引越しなくても・・・と施主は言っていたような記憶もあるが、
ここまで出来ていれば、やっぱり一日も早く住みたいのが正直な気持ち。
ここは棟梁に頑張ってもらうしかない。
K邸の2階、子どもたちが自由に遊び回れるフリースペース。
壁は少々手荒く使っても構わないようにOSBが貼ってある。
手前の養生してあるところは集成材のカウンター。
PC置いたり、勉強したり、本読んだり・・・。
北側の落ち着いた採光を取れる位置にある。
フローリングの塗装や枠廻り、天井などの塗装は、著名な作家さんが担当する。
某百貨店にも作品が置いてある、マジで著名な作家さん。
今のご時世、著名な作家さんも食べていくのは大変らしい・・・。
一体、どんな塗装になるのか・・・。色味を指定するので、
勝手なことは出来ないと思うが（笑）。
心配なのは、工期・・・。
でも、まさかの～～んびり仕事したりはしないだろう、
仕事が伸びれば支払も伸びるんだから（笑）。
仕事終わったら、サービスに作品一個置いていってくれないかな（笑）。