宇津建築設計事務所blog－公式ブログのバックアップ用サイト

御茶園U邸－シンボルツリー選定

今日はU邸のシンボルツリー選び。 午前中、東大野の敷地を施主の案内で現地調査した後、 家族とジョイフル本田で待ち合わせ。 ひたちなかのジョイフル本田は庭園センターがある。 この庭園センターは5，6社の造園業者がジョイホン内に店を出している形で、 いろいろの樹木を見ることが出来るので、 庭木の種類が決まっていない時に色々見るには良いと思う。 嫁は当初からヒメシャラが希望だったが・・・、 ヒメシャラは木肌が茶色なので、樹木としては綺麗なのだが、 板貼りのU邸の庭木としてはNG(笑)。 茶色の建物に茶色のシンボルツリーでは色が映えない・・・。 U邸はリビングが2階なので、 ボクの希望としては、株立ちでも、ある程度、幹がしっかりしていて、 葉っぱは出来るだけ上の方に広がるような樹形。 もちろん枝振り、樹形が出来るだけ良い物。 そして、でかくなる木。 結局、選んだのはアオダモ。 野球好きの人にはお馴染みの、バットに使われている木。 高さが3mを超える大きなものを購入したので、お値段も中々良いお値段。 ちなみに野生のアオダモはこんな感じ。 http://tokyoinsects.web.fc2.com/activity2007/070619aodamo2.jpg まぁ木肌も白っぽいので、U邸の前に植えれば色も映えるし、 樹形が綺麗なのが良かった。 他にも、植木屋さんから庭木のことを色々教えてもらい情報収集。 シンツリ以外の中木低木は嫁に「任せるから」と言いつつ、 「モミジの赤をポイントに」とお願いしておく。 前崎棟梁も忙しいので、敷石と板塀は来月廻し、かな・・・・。

緑ヶ丘K邸－階段室

K邸は階段を造作中。 内部の壁仕上げは、1階は真っ白のカルシウムペイント塗り、 2階は、寝室は同様にペイントするが、 こどもたちの大部屋はOSB貼りなので、 その間をつなぐ階段室の壁をどうするか・・・？？？ 悩んだ末、外壁を同様に板貼りにすることにした。 白っぽい壁から板貼りの階段を上がるとざっくりしたOSBの壁が現れる。 ただし、板貼りは階段の2階手摺壁までの高さで、 上がりきった時にOSBの壁の中に囲われた感じがするように・・・。 板貼りの色味は濃いめの塗装で仕上げる予定。 こんなストーリーで仕上げを考えたが、 今のところはおかしな感じがしていないので、ひとまず安心。 仕上げを変えるということは、単に材料を変えるという事ではなく、 空間と空間の繋がりを考えるということ。 面と面で仕上げを変えるのか、ボリュームごとに仕上げを変えるのか、 大きな空間の中に小さな空間が入り込むように入れ子にするのか・・・。 仕上げを決定するのにも、しっかりしたコンセプトがあるのと、無いのでは、 出来映えが大きく変わると思う。

久々に

行政の筋の通らない法解釈に、完全にぶちぎれてしまった・・・。 その件をネットで拾ってみると、 いたるところで同じような理不尽な指導が行われている模様。 内容についてはあまりに専門的な内容になるので詳細は避けるが、 気になる人はこちらを。 http://www.linkclub.or.jp/~erisa-25/05tenkitagawa01.htm こうなったら徹底抗戦しかなく、 まず水戸市、次県庁。それでもダメなら国土交通省に行くしかない。 「役所折衝は戦い。戦いに勝つためには武器を用意して行け」と、 叩き込まれた昔が懐かしい・・・。 何が何でも勝ちますよ。

カテゴリー追加

カテゴリー「active」に「見和S邸」追加。 5月GW明けからの着工に合わせてこれから設計を本格スタートする。 このS邸も、もちろん薪ストーブのある住まい。 もはや、うちの事務所の定番アイテム(笑)。 そして、もうひとつ定番になりつつあるのが・・・、パイオニアのKURO(笑)。 KUROは知る人ぞ知る、プラズマテレビの最高峰。 亀なんとかモデルとは画像のレベルが違う・・・。 その分価格も高いにもかかわらず、U邸にKUROの42インチを入れてから、 KUROを購入する施主が続出している(笑)。 おかしいなぁ・・・、ボクの設計は動線やゾーニングとか、 機能性を売りにした設計のハズなんだけど、 完全にネスターとKUROの代理店状態だ(笑)。 ともかくこれで、3月竣工の現場2件を追い込みかけながら、 双葉台M邸とS邸の設計をまとめていきたい。

スタッフ募集の件

1月以降募集してきた事務所のスタッフが、ようやく決まりましたので、 募集の方は打ち切りたいと思います。 応募ありがとうございました。

湯崎M邸－内部の様子

今日はM邸の現場に行く予定は無かったのだが、 電気屋さんと急遽打合せが入った。 やはり真壁だと何かと納まりにくいところが出てくる。 大壁だったらなんて事の無いスイッチの位置変更も、 配線まで含めると面倒な変更になる。 でもまぁ、申し訳ないがやってもらうしかないのだが。 写真は土間の玄関の様子。 電球色の照明がつくと、杉材が一際きれい・・・。 この真っ正面にストーブが来るとまた違った雰囲気になると思う。

湯崎M邸－手摺壁

M邸の2階東側のバルコニーは下階が玄関なので、 FRP防水の上にスノコを敷く。写真は手摺の目隠し壁。 東側に間口3間、奥行き1間の大きなバルコニーなので、 道路からの視線も多少遮りたい。 間口方向3間を壁で塞ぐわけにもいかないので、 妻側だけ壁としている。その分花見の時は少し邪魔になるが、 それよりも日常の使い勝手を優先した。 壁の素材はもちろん杉板の上にキシラのやすらぎ。 笠木は銀黒のガルバになる。

湯崎M邸－はね出しバルコニー

今日は（と言っても日付はもう昨日だが）午前中、湯崎の現場。 設備関係の最終確認や、その他細かな調整多々・・・。 写真は子ども部屋のバルコニー。建物本体からはね出す形状になっている。 床はスノコ。スノコと言っても4寸柱を半割にしただけのゴツい床。 支える梁も下階の桁に挟み込んでいるので、 ボクがジャンプしてもビクともしない程しっかりしている(笑)。 （スノコの上のコンパネはもちろん養生用） これにシンプルなデザインの手摺がつく。もちろん手摺も木。 ぱっと見、外部に木をたくさん使っているが、（2階は漆喰塗り） あくまで何年後かに、施主自らメンテが可能な場所だけにしているので、 きっと・・・ずっと・・・きれいで味わいのある外壁を保ってくれるはず(笑)。

双葉台M邸－プランfix

双葉台のM邸のプランが決定。これから約1ヶ月で実施設計でまとめ、 その後開発許可申請、確認申請、見積となる。 M邸のプランもいつも通りの構成で、 ・オープンでシンプルなプラン ・DK中心に家族の気配が伝わるプラン ・収納と水回りの充実したプラン ・外部の環境を内部に取り込んだプラン ・プライバシーの守られたプラン ・書斎と主婦コーナー(夫婦それぞれの居場所)のあるプラン ・設備のメンテが容易なプラン となっている。 そして、お約束の煙突(笑)。 M邸も玄関の土間を広くして、その土間にストーブを置いている。 大きなゾーニングとしては2階は全てプライベートなスペース。 ストーブのある土間の上階に浴室とサニタリーを配置しているので、真冬の入浴も快適。 サニタリーからはすぐバルコニーにつながっているので、 洗濯・物干しも楽だし、乾かない時はサニタリーが最高の物干し場になる。 なんせストーブの上階は良く乾く・・・。 外観もシンプルなデザインでまとまっているが、 少し木を使ってシンプルなデザインのアクセントにしている。 次回までにもう少し外構まで含めてパースに手を入れる予定。

緑ヶ丘K邸－ぼちぼち建具も・・・

K邸の玄関。 K邸は住まいとガレージの間に大きめのポーチのような空間があるので、 玄関を入るとすぐにLDK。といっても、風が入ってきても困るので、 1間の引き戸を入れて、閉めたいときだけ閉める。 ぼちぼち、このあたりのデザインも決めないといけないが・・・。 ガラスをどれくらいの大きさにするば一番バランスが良いのか。 普通のW700くらいの引き戸なら悩むこともないが、 こう大きいと、何を拠り所に決めるのか・・・。 いっそ縦格子のようにしてしまうのも有りか？ もう一晩考えよう・・・。